蛍観察会
                           最終更新日:2010年12月22日

 毎年夏に、東小学校PTAが主催しNPO法人「清流の会」の協力により、子供達とその保護者を対象に蛍観察会が行われています。
 2010年で6回目となりました。
 先ずは川龍寺で角田侃男さん(同法人副理事長、元教育長)による蛍の生態や特徴についての説明があり、PTA役員が作ったカレーで腹ごしらえした後、遊水池で蛍を観察します。

 私達は、2009年に貝野瀬の遊水池へ蛍を見に行ったところ、たまたま清流の会の角田侃男さんと知り合い、子供達の観察会が終わった後、初対面の私達を車に乗せて下さり、周辺で蛍が観察できるところに何カ所か連れて行って下さいました。また蛍の種類や特徴を詳しく教えて頂きました。
 蛍は農薬などの化学物質があるところでは生きては行けず、綺麗な自然がなければ見られません。
 2008年までは私達は新治村へ蛍を見に行っていました。昭和村にもこんなにたくさん蛍が見られるところがあるとは知りませんでした。清流の会が水辺の整備をして生態系を保護していることを知り、そのおかげでこんなに身近なところで美しい蛍が見られると言うわけです。
 蛍を見た後、なんと角田さんのお宅にまでお邪魔してしまいました。写真がご趣味であるので、蛍など自然の美しい写真を見せて頂きました。
 そして2010年にもわざわざお電話を頂いて、前年と違う観察場所に連れて行って頂き、写真撮影のアドバイスまでして頂きました。おかげで、それまでは真っ暗な画面にミミズのような蛍の光しか写せなかったのが、背景まで写せるようになりました。

                          

2009年6月撮影
2010年7月撮影
   

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門松作り
                           最終更新日:2010年12月22日

 清流の会が所有する炭焼き小屋があります。
 その横で門松を作るとお聞きしたので、見学させて頂きました。
 現場に着くと炭焼き小屋に案内され、そこにいらした方に炭焼きや清流の会の活動について色々お話をお聞きしました。
 以下は2010年12月18日に見学させて頂いた内容です。


←室蘭製鉄所で作った簡易炭焼き機。
 だいたい1日で炭が焼けるそうです。
 







 乾燥した竹だと5時間くらいで焼けるそうです。
          ↓



 水辺の整備で出た木(ほとんどアカシア)を乾燥させて焼いています。
 アカシアは繁殖能力が高いのですが、虫があまり寄って来なくて蜂蜜以外の目的には使えないそうです。
 生態系のすそ野を広げるためには、カブトムシやクワガタが集まるブナ、ナラ、クヌギ、オオムラサキが好むエノキなどの広葉樹が望ましいそうです。
 そこで、アカシアからこれらの樹種への変更を行いました。
 現在、その作業を終えたところです。


 竹林も手入れをしないとあっと言う間に鬱そうとしてしまいます。
 何日か前に竹を切り出していました。 







 写真左下は竹を切る作業。
 写真右下はきれいな切り口。
       ↓
 
            途中で休憩。→
            しかし、すぐに作業を再開。
            みなさん、夢中で作業をされていました。 
  ←切り口をカンナで削ります。 
                          竹を磨きます→
  ←角田侃男さんが「梅の花結び」のデモンストレーションをされました。縄でこの結び方ができるのは角田さんしかいらっしゃらないそうです。見てるとなるほどと思うのですが、実際にやるのはかなり難しそう。 
        後でお湯につけて縄の癖を取るそうです→  
 


 私達が見学させて頂いたのはここまででした。
 翌日に門松を組み立てることになっていたのですが、私達は都合が悪くて見に来ることができませんでした。
 小さなドラム缶の中に竹を立てて、周りに砂を詰めて竹を固定し、縄でくくって飾りをつけます。






 下の写真は昨年作られた門松です。
 立派で綺麗ですよね。↓ 
 村内外の公共施設や神社仏閣に配られるそうです。 

 水辺や山の整備で出た木を焼いて炭にしたり、竹で門松を作ったり、これぞエコロジー、有効なリサイクルですね。

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