朝6時過ぎの気温
屋外:-2.0℃
屋内:21.2℃
ポチ父に最短コースでニコちゃんのお散歩に行ってもらい、朝食と荷物の搬入を終えたら出発。
アーリーチェックイン(追加料金で通常チェックイン13:00が9:00に可)を申し込んでいたのですが、予定より大分遅くなってしまいました。
高速を使わず。
途中で見えた浅間山→
スーパーに寄り、今晩の鍋に入れるホタテなど食料品を購入。 |
10時半過ぎに到着。
キャンプ場は北軽井沢のスィートグラス。
こんな時期だから何とか予約を入れることができましたが、早くから予約が埋まってしまい、なかなか来られない人気キャンプ場。関東で人気5位だそうです。
先ずは受け付け。
入口にはゴージャスな門松が立ててあり、受付の入口にはこんな飾り付けがされていました。
スタッフから色々説明を受けました。
まず、最初に冬キャンプは何回目か、どれだけの装備を持って来たかを聞かれました。寒さが厳しいので、夜凍え死なないように確認するためでしょう。やはり動物が多いそうで、「いやん、イノシシ?」と思ったら「小動物が多く、主に猫です。食べ物に注意して下さい。」とのこと。ちょっと安心。イノシシさんは出なさそう。いやぁ、ここで安心してはいけなかった。 |
夜逃げではありませんよ。
車のハッチバックを開けると、荷物に紛れてニコちゃんがおりました。ごめんよ、ニコちゃん。 |
さぁ、テント設営。
ポチ父は自慢のお道具エプロンを着け、準備万端。
オトコはお道具に凝るのよね。 |
しばらくポチ母の出番はなし。
セルフスタンディングテープを設置しているところ。→
今日は、結構地面がぬかるんでいるので、比較的ぬかるみの少ない場所を融通してもらいました。
1区画挟んで隣に24時間お湯の出るトイレと洗い場があります。どちらも暖房されており、朝と夕方にはお掃除が入って綺麗で快適。ウォシュレットが付いてなかったのはちょっと残念だけど。
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設営が完了するまで、ニコちゃんは車のハウスにいなければなりません。車のハウスには自宅のハウスの中身(マットと鍋枠)を入れてきました。一番厚いコートを着ています。
これでこの状態でも寒くないはず。 |
お向かいのキャビン。
ここは犬もOKです。
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風が強かったので外テントを完全に張ってから内テントを張りました。
中の仕事はポチ母の担当。
3畳の空間にお部屋が出来ていきます。
1時過ぎ、テント内の気温は12℃。
時間も忘れてせっせと仕事をしていました。
ポチ父に言われて時間を知りました。遅くなりましたが、昼食に出ました。
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近くで開いていたレストランでランチ。
お店の名前は何て言ったかなぁ。
調べる気なし。お店は素敵だったし、お料理もまぁまぁだったけど、とにかく店主の愛想が悪かった。
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スパゲティやピザなど簡単なものしかありませんでした。スパゲティミートソースとボンゴレを注文。 |
お庭は結構良い感じ。
キャンプ場を出る時に、雪がチラチラしていましたが、昼食の途中から本降りになってきました。 |
キャンプ場はぬかるんでいたので、レストランにしばらく車を置かせてもらって、お店の横の道をお散歩することに。 |
なんてことない道ですが、ニコちゃんはとても楽しそうに散歩していました。
今朝のお散歩でうんちをしなかったので、とにかく出して欲しかったのですが、、、、 |
ただひたすらお散歩が楽しかったようで、、、、
結局うんちは諦めてキャンプ場に戻りました。
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戻るとテントの裾に雪がたまっていました。雪と言うよりみぞれっぽかったです。 |
ポチ父は外、ポチ母は中の仕事を続行。
テント内、3畳のお部屋が完成→
今回は、インナーマットとエアマットが加わりました。
テントの敷物は
電気マット(中央部)
↑
エアマット(中央部)
↑
ウレタンマット数種類を床面のほぼ全面
↑
インナーマット(10mm)床全面
↑
テント
↑
テントの下にグランドシート
と言う感じです。夜は電気マットの上に寝袋を広げます。
寒いので電気マットの電源は入れますが、電気を入れなくても、地面からの冷気はほぼ遮断できていると思われます。
ウレタンマットは、ヨガマットなど、家にあるあらゆるマット類を集めてきました。
テントでキャンプをするなら敷物は重要!
*テントの下に敷くグランドシートはテントを保護したり、水が浸みるのを防ぐために必須。
*床面一面に敷くインナーマットも必須。地面の凸凹を緩衝し、地面からの冷気を遮断します。
後は、どれだけ快適にしたいかによってお好みで。 |
←写真上のコンテナの部分を拡大。
開口部を手前にして2つのコンテナの間を開けて置き、上にコンテナの蓋を渡して蓋の下も収納場所に。
段ボールでコンテナの中を2段にし、100均収納小物を使って収納棚が完成。
実際、夜になっても前回のようにいちいちヘッドライトをつけて物を探すことはなく、必要な物はさっと取り出すことが出来ました。まるでアパートの小部屋のようでしょ。
お部屋を作ることがおままごとチックでキャンプの楽しみの一つでもあります。 |
写真上とは反対側(出入り口)を見たところ。
今回は、自宅で使ってなかった温風ファンヒーターを持ってきました。
ニコちゃんの寝床には前回よりもかなり手を加えました。
ドッグテントの床マットは、お風呂のウレタンマットの上にバスタオルやフリースを何重にも重ねて厚さ5cm。それに長座布団を半分に折って丸めた鍋枠も置きました。
ドッグテントの上には大判カイロを5枚以上貼ったフリース数枚を掛け、ドッグテントと壁の間にウレタンマットなどを置いて冷気を遮断。中に手を入れたら、ほんわか暖かかったので、きっと大丈夫。 |
外テントと内テントの間のスペースは靴脱ぎ場兼物置場です。地面がぬかるむことを想定して、今回はポチ父が車に使うウレタンマットを用意してくれました。縁が5cmほど立ち上がっているので、雨が降っても大丈夫。またこのウレタンマットのおかげで、靴を脱いだ時、足が冷たく感じませんでした。
クーラーボックスと水のタンクを置き、見えませんが、右側にはポータブルトイレも設置しました。 |
出入り口を外側から見るとこんな感じ。
今は外テントの入口を開けていますが、作業を終えた後はテント内の温度を下げないためにも、いちいちファスナーを下ろして閉めます。
きっちりファスナーを下ろしたらほぼ何者も入れないものと思われます。いえ、入れないものと思われました。 |
2泊3日の予定だったので、3日目、1月6日はポチくんの命日にあたります。
命日に離れているのはいやだったのでポチくんも連れて来ました。
ポチくんも生きていればこの手のイベントはとても楽しんだはず。
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テントの外も完成。
今回は、ポチ小屋ができる前から使っていた日よけテントを持って来ました。
たき火用の薪を買ってきたのですが、3束で割安になっていたとのこと。で、3束も買って来てしまいました。
これ使い切れるの? |
作業完了後、夕食までに時間があるので、キャンプ場内を2人で探検してきました。
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フリードッグサイトに小川キャンパルのテントがありました。
ビーグルちゃん2頭が来ていました。
テントの外側にストーブの煙突が出ています。 |
グランピングのテント。
一つ一つ、お部屋の名前が付いています。
常設のテントやキャビン、ロッジの各入口にはお正月リースが飾られていました。 |
ここはテントエリア。
どのテントもストーブの煙突が出ていました。 |
ここにもストーブ。
ストーブなど燃焼系の暖房器具は結構暖かいらしく、テント内の温度を20℃くらいに維持できるそうです。
冬キャンプでの暖房について調べていたところ、これらやガスコンロなどをテント内で使うことはかなり危険らしいです。テント内は空間が小さく、換気も良くないため、一酸化炭素中毒になりやすい。思っている以上にテントの密閉性が高く、注意しないとあっという間に中毒になり、死亡事故につながるそうです。
こうやってストーブの煙突をテント外に出すなどの作業が必要。また、一酸化炭素検知器も必須だそうですが、数千円で売られている中国製の物は信頼性の低いものもあるので要注意だそうです。
我が家は電源もあるし、安全な温風ファンヒーターにしました。 |
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広いドッグランもあります。 |
探検を終えて3時半頃テントに戻って来た時、外の気温は0℃でした。 |
夕食まで時間があるので、テント内でゴロゴロすることにしました。 |
我が家は、寝る場所や敷物を人間と犬とできっちり区別していますが、この狭い空間でそのルールを守ると、ニコちゃんをドッグテントの中に閉じ込めっぱなしにしなければなりません。
キャンプ中だけはテント内フリーとしました。
しかし、特に電気マットの上はふかふかなので足腰が弱っている老犬には歩きにくいらしく、ニコちゃんは思うように動けませんでした。 |
ニコちゃんはだいたいこの場所で寝ていました。
ポチ父:
「ニ~コちゃ~ん、ニ~コちゃ~ん。」
「オヤジ、こっち見ないでよ。」
「オヤジ、ニコの名前を連呼するのやめてよ。」
「オヤジ、真ん中からこっちに来たらダメだからね。」
「オヤジ、抱きつき禁止!だからね。」
人間の娘だったら、こんな風に言っていたでしょう。娘がわんこで良かったね。 |
ポチ父は大切なことを忘れていました。
ポチ母もすっかり忘れていました。
ビールを持って来ていませんでした。
でも、ポチ父はキャンプ場の売店でビールを売っていることを既に知っていました。
そそくさルンルンとビールを買いに行きました。
午後5時15分。
外気温はマイナス2℃。
そろそろ夕飯の支度をしましょう! |
サイトによって直火が大丈夫なところとダメなところがあります。ここは直火はダメですが、焚き火台を使えばOKです。
ロケットストーブにも火が入り、後は予め煮ていた鍋の材料を温め、最後に、来る途中でスーパーで買って来たホタテを入れるだけです。
内テントと外テントの間に、何時間か前から鍋の材料をまとめて置いていました。いちいちテントを出入りしないですぐに支度できるように。
しか~しっ、ホタテがない
クーラーボックスの中を何回も調べたけれど見つからない。 |
そう言えば、ポチ母はテント内にいて気づきませんでしたが、ポチ父がテントを離れて戻ってみるとすぐそばに猫がいたそうです。念のためにテントを叩くと中から猫が出て来たそうです。その時には何もくわえていなかったので気づきませんでしたが、おそらくその前に犯行が終わっていたのでしょう。まだ何か盗めないかと再度来ていたものと思われます。
入口のファスナーはどれだけきっちり締めていても、テント裾のスカート部分(10cmちょっと)にはファスナーがないので、猫ならそこから出入りすることは簡単です。
猫ちゃんたち、今晩はご馳走だね。ホタテなんて、、、
我が家はホタテくらいなくても大丈夫。ポチ父はアルコールさえあればご機嫌です。 |
新しく買ったキャンプ用の鍋。
すすで真っ黒になるので専用にするために購入しました。
湯気でくもっていますが、カレー鍋です。
正確に言うと、カレー味のポトフです。 |
特別だから大きな海老を奮発しました。
ホタテも入っていればなぁ。 |
シメは、残ったお汁にご飯と卵とチーズを入れてリゾット。もう少しチーズを入れても良かったけれど、結構美味しかったです。 |
まわりのロッジでもみなさん晩ご飯を食べているところでしょう。
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夜8時20分。
外気はマイナス4℃。
まぁ、これくらいは楽勝です。 |
キャンプ場は夜9時には消灯(外の灯り)です。
たき火も9時には終えないといけません。
10時にはテント内でも静かにしなくてはならない規則があります。
たき火はあともう少し。
ポチ母のキャンプの楽しみはテントにお部屋を作ることと美味しい晩ご飯を作って食べること。
ポチ父のキャンプの楽しみはたき火とアルコールです。たき火は結構楽しんでいました。
火が落ちるまで外にとどまらないといけないので、待っている間にもうブランデーを飲むと言うのです。
食後にコーヒーは飲まないのか?と聞いたら、じゃぁ一緒に飲むと言うのです。
コーヒーとブランデーを一緒に飲む?とあきれたような怒ったような質問をすると、先ずはコーヒーを飲もうと言うことになりました。
たき火をしながら頭の中はブランデーに飛んでいたようです。 |
火が落ちた後、テントに入って、新たに購入したコーヒーメーカーとマグカップで熱々のコーヒーを。
前回、ドリップパックを使っていたのですが、入れているうちに冷めてしまったので、どうやったら熱々になるかを考えたら、このコーヒーメーカーになりました。
熱々で冷めにくく、マグカップも高性能。 |
ニコちゃん:
「お父さん、今コーヒーを入れたばっかりなのに、もうブランデーですかぁ?」
と、あきれて見入っていたニコちゃん。
手に持っているのは、新たに購入したチタンのスキットルとチタンのおちょこ。
中身のブランデーより入れ物の方が高価です。 |
ポチ母も今日スーパーで買って来た和菓子を。
1パック全部いきたかったけど、我慢して半分は明日のために取っておきました。
和菓子サイコー!
でも、ブランデーやスキットルに比べたらずいぶん安いなぁ。
今度は、もっと高級な和菓子にしよう。 |
ニコちゃん、油断していました。
良い気分になったポチ父に呼ばれ、ついついそばに行ってしまった。
この写真のニコちゃんの部分を拡大してみると、、、、
↓ |
どんよりした表情とは、こういう表情のことを言います。
へたこいたぁ
ニコちゃん:
「お願いだから抱きつかないでね。ニコは寒くないから。」
体も外側に傾いています。 |
しばらくゴロゴロした後、歯磨きとトイレに行って就寝。
ニコちゃんは、この後ドッグテントに入りました。
お散歩と同様、テント内フリーも楽しんでしました。寒いから、キャンプが苦痛でなければいいなぁと思っていたのですが、楽しんでいたように見えました。 |
10時半頃の外気温はマイナス5℃。 |
室内の温度は6.5℃。
後で分かったのですが、テントの壁際と中央部分では気温がおよそ5℃違います。
この時温度計は壁際にあったので、中央部分は10℃くらいあったと思われます。
温風ヒーターの強度は弱と強があり、ずっと弱にしていて一晩中つけっぱなしにしておきました。
また電気マットは寝るまで弱にしていたのですが、寝る時は切りました。
エアマットを追加したため、前回と比べて寝心地は雲泥の差です。もう背中は全く痛くなく、快適に寝られました。 |