クラブ日誌
ポチくんクラブ日誌2008年3月
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更新履歴    3月30日(日)      お花見と三隣亡
3月21日(金 きょうのポチくん −ゴミ袋編−
お散歩を催促するポチくん

退屈なポチくん
3月15日(土) 寂しい森の景色
3月1日(土) 最後の森の景色

お天気がイマイチ

じぃちゃんと
 栄緑道にじぃちゃんを連れてお花見に行ってきました。前日はとてもお天気が良かったのにこの日は曇りで寒かったです。空が雲で白いので桜の花も映えませんでした。
 ポチくんは前日に散歩できなかったこともあり、車を降りてからずっとグイグイ引っ張って、道の真ん中でポチ母に大声で叱られました。頸椎にもヘルニアがあるのでポチくんが引っ張ってもポチ母は引っ張り返せないのです。言葉に従ってもらわないといけないのだけど、嬉しさのあまり興奮島倉千代子のポチくんには全く言葉が耳に入りません。ブチ切れのポチ母を見て、周りの人は鬼母だと思ったでしょうね。
 いつもはお弁当に冷凍食品を多用する我が家ですが、じぃちゃん連れなので五目いなり寿司をはじめおかずは全て手作り。薄味だったけどとっても美味しかったです。じぃちゃんはデザートの桜餅がとても美味しかった様子。

 さて、翌日に工務店の営業マンから電話がかかってきました。地鎮祭を予定している4月12日は三隣亡(さんりんぼう)で日が良くないとのこと。この日は「先負」なので午後に地鎮祭を行うことになっており、これで良いと思っていました。三隣亡とは「昔から普請始め、柱立て、棟上げなどには大凶とされ、もしもこの日を用いて施工した家屋が後日災禍を起こした場合、近所となりをも滅ぼす」とされています。調べてびつくり!こんな日があるとは知りませんでした。
 改めて日を調べて4月20日(日)大安の日に地鎮祭を行うことにしました。着工が4月16日だったので、地鎮祭が遅くなればそれ以降の予定も遅くなり、ポチ小屋の完成も遅くなるかも知れません。それでも縁起の悪い日に地鎮祭をするよりはましです。

   3月21日(金)      きょうのポチくん −ゴミ袋編−
 いつも朝は「オハヨー、ポチくん、ポチくん、おはよう!」と元気な声をかけてハウスの扉を開けます。だけど、寒い朝は時々出て来ないことがあります。「シーシーしよう」と言っても出てこないので、「じゃぁ、ご飯にしよう!」と言ったら、ノッシノッシと出てきました。でも、それが単に誘き出しだと分かるとまたハウスに入って寝ようとしました。
 しかたがないので、先にゴミ出しをすることにして、床にゴミ袋を置いたところ、、、、
 タッタッタッとやってきて、首から上でビニール袋に覆い被さるようにしてゴミ袋を守り始めました。ガルゥ〜ガルゥ〜「お母さん、これボクのだからね」と言うんです。
 私は「ポチくん、それ何に使うの? スーハースーハーするんですか? それにはちと大き過ぎるね」と言いましたが、ポチくんにはわかりません。
 私がおもしろがって手を伸ばしたところ、ポチくんは取られまいとして、こんな顔になってしまいました。
 しかたがないので、本当に朝ご飯にすることにしました。ご飯の準備を始めてもポチくんはビニール袋から離れません。
 「ご飯よりも大切な物があったのか?」と思ったのですが、さすがにお皿を食卓に運ぶ時には簡単にビニール袋から離れ食卓に向かいました。
 「おっ、これでゴミ出しができるわ」と思ったら、急いで食事を済ませたポチくんはまたゴミ袋を守りにやってきました。
 「お母さんは忙しいからね。お掃除ブッブーが来るから、この袋はもらうよ」と取り上げると、ガルゥ〜と文句をたれながらも、あっさり渡してくれました。
3月15日(土)      寂しい森の景色
 2週間ぶりのポチの庭。
 すっかり景色が変わってしまいました。
 この日はとっても暖かで雪はほとんど解けていました。また、21本の木が切り倒されて森がすっぽり抜けてしまいました。冬は木の葉が落ちているので森は明るいのですが、すっぽり木がなくなってしまうとさらに明るくなりました。なのに空虚な感じ。
 これからポチ小屋が完成した後、木を植えて10年20年と年月をかけて庭を造っていきますが、ただ単に庭を造るだけで森は元には戻らないのですね。
 左上の写真は松の木を切り倒すところ。右上の写真は伐採後の寂しい景色。
 左下の写真は伐採中車に繋がれているポチくん、右下は寝てしまったポチ母です。暖かかったので気持ち良くてうとうとしました。
 またボレロちゃんのお宅にお邪魔しました。
 ボレロちゃんの体がかなりがっちりしてきました。妊娠前に十分体を作って準備していても出産と育児を経るとかなり消耗しやせてしまいますが、仔犬達が旅立って2ヶ月以上経ち、ボレロちゃんの体はほぼ元通りに回復しました。また雪が解けたのでお散歩も以前通り、かなり長距離を歩くようになりました。今は母親ではなく娘としてお父さんとお母さんにベタベタ甘え、ポチくんがお父さんやお母さんにかまってもらうとボレロちゃんはちょっぴり焼き餅を焼きます。
 ボレロちゃん宅を失礼して、抜根の打合せをし、場所を移して工務店と設計士さんとで打合せをしました。ポチ小屋の進捗状況についてはポチ小屋(クラブハウス)のページへ。

3月1日(土)      最後の森の景色
 この日の午後、伐採する木の数を正確に決めるために打合せをすることになっていました。
 これに先だって、先ずポチの庭で「Pochi's Garden」と書いたネームプレートを松の木から梅の木へと付け替えました。この松の木は切ることになっているからです。
 ポチの庭は前の週に雪が降り積もったものの、この日は朝から暖かかったので急速に解けて行きました。ポチくんは雪の積もっていないところしか歩かせられません。それでも庭の前の道をグイグイ引っ張りながら行ったり来たりと楽しそうに歩いていました。前日、家の周りを散歩していた時にはトロトロとしか歩かなかったのに、、、、それだけ楽しかったと言うことですね。
 そして、すぐご近所なのに一度もお会いしていなかったTさんに初めてお会いしました。Tさんを見つけたポチくんはまっしぐらに突進し押し倒してしまいました。ごめんなさい、Tさん。「どういう訳だか、私は動物みんなに好かれるの」とおっしゃる通り、ポチくんはTさんに体をスリスリ、お尻を押しつけて後ろ向きに座るし、声がキューキューともれて嬉しくて仕方がない様子。お別れした後もずっとTさんの後ろ姿を見つめていました。また一人大好きな人が増えました。
 いつものようにお向かいからボレロちゃんが出てきて、いつものように全速力で走ってきて、いつものように私達は図々しくお宅に上がり込みお茶をご馳走になりました。楽しいお茶の時間があっという間に過ぎて伐採の打合せ時間になりました。
 工務店の営業マンには雪が積もっているのでそれなりの格好で来て頂く様にお知らせしていたのでそれなりの服装で来て頂きました。お家を出る時、奥さんに「そんな格好でどこへ行くの?」と聞かれたそうです。確かに、工務店の営業をしているご主人がこの格好で家を出て行くのですから、奥さんにしたら怪しげで不思議だったかも知れません。
 さて、合計20本以上の木を伐採することになりました。自然の中に住むためにこの森を手に入れたのに、家を建てるために自然を壊してしまいます。その矛盾をポチ父も私もひしひしと感じていました。人間は何て自分勝手なのでしょう。
 写真下段右から2番目は最後に見る森の景色です。この次、ポチの庭に来た時はたくさんの木が切られ景色が変わっているでしょう。
 伐採の打合せの後、工務店のモデルハウスがある榛東村へ移動してポチ小屋の打合せをしました。
 ポチ小屋の打合せについては「ポチ小屋」のページへ。
 写真下段一番右は、翌朝、株式会社アライのモデルハウスから見た朝陽です。赤城山の麓から太陽が顔を覗かせました。