クラブ日誌
2月2011年3月4月
今月の日誌 最終更新日 2011年3月31日
ポチくんクラブ日誌3月    3月29日(火)    ポチくん、ありがとう。
3月28日(月) 
必要でない?物を買ってしまった

3月25日(金)
マヌケとズル

3月24日(木)
お水

3月23日(水) 
買ったどぉ~~!


3月22日(火)
アンリくんだより(2)と再び名刺デザイナー

3月21日(月)
お墓参りと美味しいパン

3月20日(日)
地獄に堕ちる人

3月19日(土)  
被災地を思って頑張るが、、、


3月17日(木)
元気です

3月13日(日)
朝一発目から輪番停電、防災用品

3月11日(金)
巨大地震

3月6日(日)
オープンしたゴルフ場と月命日

3月9日(水)
名刺デザイナー

3月5日(土)
春めいてきた景色


3月7日(月)
雪が降ってきました

3月4日(金)夜
Uターンした訪問者と長風呂

3月4日(金)
ドッグサロンCiaoオープン間近


3月3日(木) 
ボンビー!節約を楽しもう!
 
3月2日(水)
恐れていた事態よりもさらに悲惨な、、、

3月1日(火)
5年前の今頃(3)-1:最後の雪遊び

 
 わんこ飼いでなくても「志村どうぶつ園」を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
 この番組の中では、ハイジと言う外国の女性が動物(主に犬)とお話するコーナーが時々あります。
 このように動物とコミュニケートできる人は他にもいて、有名なところではジョイス・リークさんやローレン・マッコールさんがいます。
 テレパシーで動物とコミュニケーションを取ることをアニマルコミュニケーション、そのような能力を持った人をアニマルコミュニケーターと言います。
 アニマルコミュニケーターは日本にもいます。
 何人かいるみたいですが、一番信頼できる人は森永紗千さんと言う方です。
 ポチくんが原因不明でひどいびっこを引いていた時、大学病院に行っても検査で異常が見つからなかったので、どこがどうなのかアニマルコミュニケーションで聞いてみたいと思い、セッションを申し込んだことがあったのですが、生きているうちに予約を取ることはできませんでした。
 昨年の1月6日、ポチくんはあっと言う間に逝ってしまい、一度ちゃんと話をしたいと思い、ずっとアニマルコミュニケーションの予約を狙っていたのですが、ようやく今日、そのセッションを受けることができました。
 本当は自分自身でポチくんとお話できれば良いのですが、やはりそんなに簡単なことではありませんでした。
 テレパシーと言うと、特殊能力だと思われますが、人間も言語を使っていなかった大昔の時代には、他の動物と同じようにテレパシーなど言語以外の手段を使ってコミュニケーションを行っていたはず、その能力は言語を使うようになってから退化しただけ、すなわち誰でも訓練によってそのような能力を引き出すことができるそうです。
 生きている動物とのコミュニケーションは、だいたいの人が違和感なく受け入られるでしょうが、死んだ動物とのコミュニケーションについては、多くの方が懐疑的な見方をされるでしょう。
 関心のない方は、この29日の日誌を読み飛ばして下さい。

 アニマルコミュニケーションは、対面セッションと電話セッションとがあります。
 今は交通・道路事情により森永さんのオフィスに行くことが困難であるので、電話セッションのみです。電話セッションの場合は、申し込み時に聞きたいことや伝えたいことをまとめ、写真を1枚添付しました。

 セッションを始めた時に改めて以下のような情報を伝えました。
 *こちらから伝えた情報
 ●伝えたいことが伝えられなかった事情
 元気だったけれど、ガンの疑いがあったので検査のためにガンセンターに預け1泊してから迎えに行く予定だったが、預けて数時間後に急変し、その日の夜に亡くなった。
 危ないとは思ったが、今日、明日のこととは思わなかったので、お別れの挨拶をしなかった。謝りたいことがあったし、ありがとうと言う気持ちをずっと伝えたかった
 ●チャタロウくんのこと
 5~6年前、山中湖を旅行していた時にたまたま立ち話をしたのがきっかけでママさんとメールの交換などで仲良くなった。2回一緒に旅行に行った。チャタロウくんは大きな男の子のコーギー。3年前に亡くなったが、ポチくんが亡くなる前から見守ってくれて、向こうに逝ってから一緒に行動している。今も一緒にいるか知りたい。

 以下はポチくんとのお話の内容
 注)Mさん=森永さん Mポチ=ポチくんの言葉を伝える森永さん 
 ポチくんとの会話の間に、思い出を挟んでいきます。
Mさん:先ず、今どこにいるの?と聞いてみました。
    お庭がありますか?
ポチ母:自宅と山小屋に庭があって、山小屋の方に広い庭があります。                        Mポチ:家の周りの散歩コースとお庭。お庭があるんだよね。ちょっと狭いけど。たまにそこにいるよ。 
★写真は2004年10月、6才時
 ポチ父もポチ母も埼玉の自宅の狭い庭(ガレージ)にポチくんが来ていたことは意外に思いました。庭にいるとすれば広いポチの庭の方にいると思っていました。
 でも、思い返してみれば、この狭いお庭は、肩を悪くするまでたくさん遊んだ場所だったんです。
 お散歩から帰ってくると、ここで輪っか投げをして遊びました。ポチくんは写真右の場所で輪っかをキャッチすると、くわえた輪っかをブルンブルン振りながら、写真左下の玄関につながる狭い通路を往復していました。
 毎回、この狭い通路を往復していました。
 そして、このカメラを構えているポチ母の位置まで戻ってくると、輪っかをぽとっと落として「また投げて」と催促していました。
 最初の頃は輪っかを上に投げていたのですが、ジャンプキャッチは足に悪いと思ったので、途中から飛び上がらずにキャッチ出来るように口に向けてやわらかく投げてあげました。
 結構ヘロヘロになるまでやっていました。
 遊ばせ過ぎて血が出るほど爪がすり減ったこともあります。(ポチ母が悪い)
 そうやって遊んでいると、ゴミ出しのために通る近所のおばさんが声をかけてくれて、輪っかを良く投げてくれました。
 どうやら足がおかしいと思ってからは、こういう遊びをしなくなりましたが、それまで随分ここで遊ばせました。
 色んなところに連れて行ってたくさん遊びましたが、ポチくんにとってこの狭い庭は一番強く思い出に残り、一番気に入っている場所だったのだと今日気付きました。

 ポチくん、輪っか投げ楽しかったね。
 お母さんが構えるとポチくんがお尻をプリプリ振っていたのが可愛くて、お母さんもケタケタ笑いながらやっていたよ。
 お母さんは、あの楽しかった遊びのことをすっかり忘れてた。

 家の周りのお散歩コースはいくつかあるのですが、ポチくんはどこを歩いているのかな?
Mさん:チャタロウくんに会ってる?
Mポチ:チャタロウくんが最初に迎えに来てくれた。最初の頃は頻繁に一緒にいたけど、今は別々。
     大事なお友達。

Mさん:亡くなった時のことを聞いて、ポチ母さんの思いを伝えますね。
Mポチ:お腹が苦しかった。息が上がるような苦しさがあった。それで心臓が萎縮するような痛み。
    ボクにとってあの時間が急に逝ってしまったと言う感じではなくて、辛い時間が長かった。
Mさん:性格上、痛い、イヤだ、我慢とか辛いことに長く耐えるのが得意ではないんだって言ってます。
Mポチ:いつものほほんとしていたかったから、最期の瞬間でさえもボクにとっては長い闘病期間だった。
Mさん:本人的には治療しながら頑張って頑張って生きることは無理。
     病院に着いてから苦しくなったって言ってます。
Mポチ:病院に着いてから旅立つまでの時間が長かった。
     痛みに耐えながら、苦痛に耐えながら、治療を受けながら生きて行くのはボクは無理だよ。        

Mさん:足のことでお母さんの気持ちを伝えたいんですよね。
    (無知なせいで遊ばせ過ぎて肩を悪くし、辛い手術を何度も受けさせた上に肩の自由度を
     失わせた。また足への負担を減らすために大好きなご飯も減らした.。ごめんね)
Mポチ:謝んないで。ボクも走りたくて走ったんだ。
     走ってるところをお父さんもお母さんも見て喜んでくれたから、ボク嬉しかった。
     ここのお家のわんちゃんとして生きたこと、すごく幸せだった。                          ポチ母:お父さんもお母さんもうちの子になってくれて、すごく幸せだったと伝えて下さい。
Mポチ:これからずっとお父さんとお母さんを見守っていく。

Mさん:山小屋は別荘地みたいな雰囲気ですか?
ポチ母:はい。
Mポチ:あそこにいくことはすごく楽しかったよ。
Mさん:野菜とか花とか育てていましたか?
ポチ母:はい
Mポチ:そのかたわらでのんびり日向ぼっこしてた時間がすごく幸せだった。
ポチ母:山小屋にも来ることある?
Mポチ:誰もいないよ。
ポチ母:いつも週末に行っていたけど、地震が起きてから行ってないです。
Mポチ:夏も気持ちよかった。
     一緒に入れるレストランにも行ったよ。  
★写真は2009年6月 
 ポチ小屋のリビングの窓を開けると、喜んでデッキに飛び出して行きました。
 庭仕事をしているポチ父を眺めたり、お向かいの方を見ておじさんかおばさんか出てこないか期待しながら見ていました。

 ポチ父が庭仕事を休憩する時には、いつもこのように寄り添っていました。

 足が悪いので、庭を自由に歩かせられませんでした。
 お外で自由に歩けるのは、このデッキだけでした。
 考えてみれば、2009年の夏がポチくんにとって最後の夏でした。
 「夏も気持ちよかった」。
 最後に過ごした夏は楽しかったね。
 7月はじぃちゃんと、8月はおじさんとシュリちゃんとここで過ごし、たくさんたくさん思い出が出来たね。
 あの夏、いつもよりたくさんの楽しい思い出を作れたと言うことは、もうそれが最後の夏だと決まっていたからでしょうか。
 今初めて気付きました。あれは特別な夏だったのだと。
 
 ポチ小屋ができる前は年に1~2回旅行に行っていたので、わんこも一緒に入れるレストランにも良く行きましたが、ポチ小屋が出来てからは旅行にも、この手のレストランにも行かなくなりました。 















写真は2007年8月渋川のドッグカフェWANport cafe sun'sで撮ったものです。ちょうどポチ小屋建築のため工務店を周り始めた頃で、株式会社アライに行った帰りです。ドッグカフェに行ったのは、これが最後だったかな。ポチくん、本当に嬉しそうでした。一緒に入れるレストランは、車でお留守番しなくても良いし、わんこメニューがある場合は、一緒に美味しい物が食べられるので、特別楽しかったと思います。その楽しさはこちらにも良く伝わってきました。
Mポチ:お父さんとお母さんの間で、どっちかにベッタリにならないように気を遣っていた。
     なるべく均等につきあうようにしていた。
ポチ母:そんな気遣いしてたんだ。(Mさんと一緒に笑)   

★写真左は2009年7月、左下と右下は8月
 ポチくん、それは本当ですか?
 お母さんはずっとポチくんはお父さん子だと思っていたし、今でもそう思っているよ。
 お父さんがいる時はお父さんにベッタリだったじゃない?
 お母さんにくっついている時は、食べ物が欲しい時と、お父さんがパッチンと手を叩いて虫さんを殺した時だったよね(叱る時は手をパッチンと叩いていたので叱られたのだと誤解した)。
 お父さんがコチョコチョする時はじっとされるがままだったのに、お母さんがするとすぐに余所に行ってしまったじゃない。
 














 コチョコチョマッサージは、「させてる」みたいなところもあったから、考え方によってはベッタリと言うより均等につきあっている一部と言えなくもないね。
 マッサージさせる時にはお父さん、食べ物をもらう時と怖くて守ってもらいたい時にはお母さん。
 それがポチくんなりの「均等」だったんだね。
ポチ母:お家の中にも入ってくることはない?
Mポチ:お家の中にも入るよ。
    割合的に多いのは、お庭とか外。
    お家の中はソファーの前。  
 
 我が家ではソファーの上に上がらせないようにしつけていました。
 「ソファーの前」がポチくんのくつろぎスペースでした。
 ポチくんがもしお家に来てるとしたらハウスの中だと思っていたのですが、ソファーの前だったのですね。


 このソファーの前のポチくん専用のマットでポチ父にいつもコチョコチョしてもらっていました。
 冬場、この暗いリビングにも朝の短い時間、日が差し込みます。光が動いていくので、ポチ母はいつも光に合わせてマット毎ポチくんをずらして行きました。
 わんこはお日様が好きですからね。 



 わんこでもソファーに上がる子が多いですが、「ソファーの前」と言う言葉を聞いて、森永さんが確実にポチくんとコミュニケーションを取っていることを確信しました。
Mさん:ポチくんがお母さんのことで心配していることがあるそうです。
Mポチ:お母さんが他の犬を見るとボクのことを悲しむことが心配。

Mさん:チャタロウくんは病気でがんばった?
    長く生きた?
ポチ母:チャタくんは16才目前まで生きましたが、多分老衰だったと思います。
Mポチ:チャタロウくんはすごくがんばった。ボクはあんまりがんばれなかった。 
 チャタくんは晩年後ろ足が大分弱くなっていましたが、あと少しで16才と言うところまで長生きしました。
 コーギーではここまで長生きする子は珍しいです。
 チャタくんが体の辛い部分をかかえながら頑張って長生きしたと言うイメージが漠然と森永さんの中に入って来たのだと思われます。それで「チャタロウくんは病気でがんばった? 長生きした?」と聞いたのでしょう。 
ポチ母:ポチくんの写真やパソコンの壁紙に向かって呼びかけることがあるけど、そういう声は聞こえること
     がある?
Mポチ:お母さんの声は届くよ。
     ただ肉体を持って戻ることはできないので、励ましてあげられなくてごめんね。 
ポチ母:死んで間もない頃にポチくんが帰って来てるかも知れないと思って山小屋に行った時、夜、ハウス
     の中が異様にポカポカしてたけど、いたの?
Mポチ:いた。エネルギーを感じて欲しかった。ボクいるよって、安心させたかった。
ポチ母:あの時はわからなくて、後でいたんじゃないかなって思った。
     また、そういう風にいるよってわかるように教えて欲しい。
Mさん:天国には色んな階層があり、亡くなって間もない頃は私達の世界にすぐ近い階層にいます。
     今は高いところにいると言っています。生きている私達に物を落としたり、姿を現したりして気付か
     せるのにものすごいエネルギーがいります。
     待って下さい。言いたいことがあるそうです。
Mポチ:肉体を持って接してあげることはできない。ボクの存在を感じることは無理。肉体を持って今生きて
     いる子達に目を向けて欲しい。
Mさん:ポチくんはすごく優しい子。他のわんちゃんにも興味のあった子なので、お母さんが他のわんちゃん
     と仲良くしているのを見ると安心するそうです。
     他のわんちゃんもそうだけど、後悔したらきりがない。120%の介護をしても後悔がある。どんな形
     の別れ方をしても何かしら後悔が残りますが、わんちゃん達には「ごめんね」と思われるよりは、
     楽しかったと思われる方が良いのです。
ポチ母:私達がしたことよりも、何倍もの幸せをもらいました。
Mさん:お母さんに「ごめんね」が多いので、ポチくんの方もごめんねと言うのが多いです。
     現れることができなくてごめんねと言っています。
     目には見えなくても、必ず大事な時には寄り添ってくれます。年がら年中24時間一緒にはいられま
     せんが。
ポチ母:ポチくんがこの世に生まれ変わったら、またこのようにお話することはできないですよね。
Mさん:はい、できません。
     ただ、ポチくんはずっと見守っていくつもりです。
     今のところ、生まれ変わるつもりはない。
     わんちゃんの生まれ変わるサイクルは長いです。
     ポチくんの場合は、犬としての人生を満喫したみたい。
     後悔も何も残っていません。人間に愛される犬として思い残すことがありません。
     足りないところを補うために生まれ変わるつもりはありません。
     あれになりたかった、これになりたかった、こうしてみたかった、こういうわんちゃんにあこがれて
     いたから、こういうわんちゃんになりたかったと言う欲もありません。
     あんまり欲張りじゃないわんちゃんです。その場の環境や状況に満足するタイプ。
     あちらの世界でも、そのまんまの生活を送っています。
 ポチくんが死んでからも生きている時と同じように、寝る前にハウスに手を突っ込んで(おでこを撫でる振りをしながら)「おやちゅみ、ポチくん。また明日ね」と必ず挨拶をしています。
 ポチくんが亡くなってから初めてポチ小屋に行った日の夜のことです。
 おやちゅみの挨拶をするためにハウスに手を突っ込んだ時、異様に温かかったんです。薪ストーブに火が残っていたので、その熱がハウスにたまったのか?と不思議に思いました(あり得ないのに)。
 あの時、不思議に思ったのなら、そこにポチくんがいると察すべきでした。
 「オーラの泉」を見て、そばにいる時は温かく感じることを知っていたのに、、、、
 ポチ母は、見えるはずないのに暗がりでポチくんの姿ばかり探していたので、そのハウスの熱に気が回りませんでした。
 ハウスの中のポカポカはあれ以来感じられなかったので、後になってそこにポチくんがいた可能性に気付きました。
 ポチくんを感じられる数少ないチャンスを逃してしまいました。
 ポチくんがあの時、ただハウスに居たのではなく、私達に分かってもらいたくてあそこにいたのだと考えると、こみ上げてくるものがあります。
 その辺に漂っているだけでは、まず気付かれないでしょう。ポチくんは、ポチ母が寝る前に必ずハウスの中に手を突っ込むことを見越して、あそこにいたのでしょう。
 あの時、ポチ母が気付いて「ポチくん」と呼べば、ポチ母に飛びついてくれたかも知れません。
 ハウスの前に腰を下ろせば、膝の上に乗ってくれたかも知れません。
 埼玉の自宅のソファー前でも、ポチくんのマットの隣に座った時に太ももがもわ~と温かく感じたことが何度かありました。上からエアコンの温風がおりてきていたので、そのせいだろうと思っていましたが、最近は、同じことをしても、そのような温かさを感じることがないことから、やっぱりそれもポチくんだったのかも知れません。
 ポチくんはもう高いところに行ってしまったので、最初の頃のように気配を感じることができなくなってしまいました。

 セッションはこれで終わりました。
 ポチくんが亡くなった後、ゆっちんさんから頂いた「永遠の贈り物」と言う本に書いてあることとほとんど同じでした。
 その本では、著者のローレン・マッコールさんが話した動物達との話の内容がまとめられています。
 だいたいどの子も「あやまらないで」「あなたのお家の子になって幸せでした」「死んだ私よりも、生きている子に目を向けて」と言います。
 森永さんがポチくんに伝えてくれたポチ母の詫びの気持ちは、足のことだけでしたが、ポチ母は他にも色々謝りたいことをメールに書いて送っていました。おそらく森永さんは足のこと以外に他の詫びの言葉は伝えていなかったと思います。
 ポチ母も途中からもう「ごめんね」は言わない方が良いと思いました。
 天国に行ってしまうと、傷ついたことや嫌なことなど忘れてしまうのかも知れません。もし嫌なことが心に残っていても、それを生きている者に対しては言えないでしょう。
 生きている者同士であれば、心を傷つけても、時間が経てば癒えていきます。
 でも、死んだ者からもし傷つくようなことを言われたら、生きている者は死ぬまでそのことで心を痛めるでしょう。
 考えてみれば、死んだ者は生きている者に対して、悪いことは言えない、逆に良いことしか言えないと言うのは当然ですね。
 もし、ポチくんが「お母さんがボクの足をこんな風にした」と天国から言ったとしたら、ポチ母は死ぬまで自分を責め続け、以後の人生は真っ暗闇の中だったと思います。
 「生きている」ことが何よりも優先されるべき。もし死者が生きている者に言葉をかけるなら、優しい愛情のある言葉をかけるでしょうし、生きている者は、死んだ者よりも生きている者に目を向けるべき。
 ポチ母は、ポチくんに伝えたいことがあって森永さんに通訳を頼みました。
 でも、ポチくんもポチ母に伝えたいことがあったのですね。
 1年以上経って、まだ、色々思い出して泣くこともありますが、ようやく区切りがつけられそうです。
 ポチくんは手の届かないところに行ってしまいました。
 でも、目には見えなくても見守ってくれていて、いざと言う時には近くまで来てくれる。
 一度、家族になったら、ず~っと家族だね。
 ポチくんは「人間に愛される犬として思い残すことがない」と言っています。
 本当に、人間に愛されたわんこでした。
 人間が大好きでした。
 アルバムを見ると、ポチくんとの楽しい思い出でいっぱいです。
 ポチくんと一緒に暮らした時間は本当に幸せでした。
 ポチくん、ありがとうね。

 長い長い29日の日誌もこれでようやく終わりです。
 最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
  3月28日(月)    必要でない?物を買ってしまった 
 昨日、和室の床の間でポチ婆作の木目込み人形が写真左のように倒れていることに気付きました。
 今まで気付かずにごめんなさい。ちゃんと直して写真撮影→
 着物がゴージャスでポチ母はすごく気に入っています。
 写真左は、玄関に置いてあるバービー人形です。
 これはマテル創立40周年(?)記念の時に発売された陶器のバービーで、ポチ母が持っているバービー人形の中で最も高価な物です。世界で1万体しか発売されず、1つずつシリアルナンバーがついています。
 この人形は今回の大地震の時に倒れずに無事にいてくれました。
 本震の後、このバービーとポチ父が外国で買ってきた高価な陶器の人形を和室の畳の上に避難させていました。
 昨日は、ポチ父とスーパーへ買い物に行きました。いつもなら車で行くのですが、今のこの状況では歩きです。
 歩きだと言うことを忘れて、色々買ってしまいました。ポチ父に大半を持たせ、ポチ母は楽ちん。 

 写真左は、買い物の帰り道で見た富士山。
 確かに我が家の近所で富士山が見えることがあるとポチ父から聞いたことがあるのですが、実際に見たのは14年近くここに住んでいてこれが初めてです。雪を被った頭だけですが、はっきりと見えました。
 しかし、周りの背景がお粗末ですね。

 ポチ父がネット通販で買った自転車が宅急便で届きました。
 自転車って宅急便だとこんな包装で届くんですね。

 地震後乗っていた子供自転車みたいなのとは違って立派です。
 この後、試乗しました。

 今朝、新しい自転車に乗って出勤。
 写真を見て気付きました。
 また、マスクをしてません。
 花粉症は大丈夫でしょうか。

 今日もスーパーへ買い物に行きました。
 開店から数分後に行きましたが、目的としたヨーグルトは余裕で買えました。牛乳も大分増えてきました。

 お店に入る時、入口脇に可愛いトイプードルちゃんがつながれていました。
 通りかかった子供が撫でようとしたら飛びついて、とても人なつっこい子でした。

 入口の中から撮影。
 一瞬ポチ母を見ましたが、すぐに視線は店内へ。
 早く、お母さんが来ると良いね。

 ポチ母も散歩を兼ねて買い物ができると良いなぁと思ったことがありますが、ほとんどポチくんを買い物に連れて来たことはありませんでした。
 ネットでペット泥棒の話を良く読んでいたので怖かったんです。店頭につないでいる間にさらわれたり、一瞬の間に死ぬほど蹴飛ばされて死んでしまったり、そういう話を読むとなかなか連れて来られませんでした。

 ポチ母が買い物を終えて出てくると、ちょうどわんちゃんのお母さんも出てきて、一緒に歩き始めたところでした。
 安心したのか、わんちゃんは自由気ままに歩いていました。
 お散歩、楽しいね。

 そのまままっすぐ帰宅するつもりでしたが、ふと左を見ると、スーパーの裏の公園にお花が咲いているのが見えたので、ちょっと公園に寄ってみました。
 ここは、ポチくんが手術をして肩関節の自由度がなくなった後、一時散歩コースにしていたところです。
 自宅からこの公園までドッグカートに乗せてきて、隅にカートを置いてポチくんを公園と遊歩道で歩かせていました。 

 これは桜でしょうか?
 もう開き始めています。
 と思ったら、全くつぼみもついていない桜の木もあります。 

 この公園に来ていた頃に、お友達もできました。
 たまたま近所にお住まいであることがわかったおじいさん、公園近くのマンションに住んでいる赤ちゃんのたいきくん、りょうたろうくん、、、、
 もう大きくなっただろうなぁ。
 公園に行かなくなってからも、時々赤ちゃんとお母さんとはスーパーなどで会っているのですが、ポチくんが逝ってからは会っていません。
 だからポチくんがいなくなったことは知らないのです。

 公園から駅方向に向かう遊歩道。
 公園をお散歩したら、この遊歩道の端まで歩いて行き、そこからドッグカートに乗せて帰りました。
 この道をポチくんと歩いていたんだ。
 何だか、遠い昔のことのようで、この場所が別の場所のようにも感じられます。
 最近、「AC」の広告で「今、私にできること」と言うのがあり、その中で「必要でない物は買わない」と言うフレーズがあります。
 昨日、この「高級つぶあんあんぱん」を2個買ってしまい、その広告を思い浮かべました。
 「必要でない物を買ってしまった。」
 今日の昼食後に食べてしまいました。
 2つとも。
 あんなに、ポチ父に2個いっぺんに食べるなと言われていたのに、、、、 
  3月25日(金)     マヌケとズル
 昨日、ポチ婆から野菜と果物が送られてきました。
 関東では放射線で農作物が汚染されているとニュースで聞いて心配してくれているようです。実家の庭で採れた野菜とハッサクを詰めてくれました。

 さて、今朝は先ず開店時間に合わせてスーパーに行き、牛乳とヨーグルトを買ってから仕事に行くことにしました。
 行列は昨日と同じくらいで少しでした。
 お客さんが少なくなったのと商品が多くなってきたのとで、特定の商品がすぐになくなることは少なくなったようです。 
 数日前のこと、ポチ母が初めて正面入口の長蛇の列に並んだ時、もう一つの入口に行ってみようかと最初ちょっと考えました。しかし、そこに行ってみて閉まっていればまた正面に戻るまでに列が伸びてしまうし、「だいたい、正面入口にこんなに行列が出来ているのに、もう一つの入口を開けるような、そんなマヌケなことはやっていないだろう」と思って、長蛇の列に並びました。
 ところがぎっちょん、今日店員さん同士の話を聞いてお口があんぐり。そんなマヌケなことをやってお客さんから苦情が出たそうです。だから、「今この行列のお客さんが中に入ってしまうまでは、そっちの入口は開けないで」とマネージャーが店員さんに言っていました。 
 今日はお水の2Lボトルがなく、500mlの小さなペットボトルが1人5本限りで売られていました。
 ポチ母が買い物を終えてお店を出ると、あるおじさんがお水のペットボトル5本だけ買って走って出てきました。そして入口脇に止めてあった白い車(写真左上)に荷物をポンと投げ入れ、また大急ぎでお店の中に入って行きました。
 ポチ母は理系の人間なので、こういう時は観察します。
 おじさんは1人5本と制限されたお水を何度も買ってこの車に積んでいました。
 そうです、ズルしてお水を買い占めていました。
 入口前は交差点です。ここは駐車禁止区域です。ここに止められると向こうから来る車が見えず、横断歩道を渡る時に危険です。
 本当はスーパーの3階にある駐車場に止めなければなりません。
 ポチ母は買い物と観察を終えると、駅前のバス停へ。昨日から通常ダイヤに戻ったことを知って喜びました。が、さっきバスが出たばっかりで30分待たなければならないことがわかり、がっかり。
 でも、いつ来るかわからないバスを待つより、30分くらい待てば来ると分かって待っている方がずっとまし。
 写真上は駅前ロータリーの梅の花。大分葉っぱが増えてきましたが、まだまだ美しいです。
 職場まで行きも帰りもバスは、ほぼ時刻表通りにやってきました。先週は帰りのバスを1時間待ったのです。
 写真左は、帰り道、線路のガード下で見た鳥さん。ちょっと大きめ、白の部分が真っ白でした。何て言う鳥かな?
 ズル人間を見た後、こんなお花や鳥さんを見ると癒されます。
  3月24日(木)    お水
 夕べ早く就寝したのに、今朝起きた時は眠くて目覚めが良くありませんでした。
 朝方でしょうか、2回ほど比較的大きな揺れがあったので、目覚めてしまいました。それが原因でしょう。

 今朝もポチ父は元気に自転車に乗って会社に行きました。
 とにかく車輪が小さくて子供自転車みたいです。乗ってるのは立派なオジサンなのにね。
 今日のスーパーの開店時間は9時。
 昨日からお水のことが騒がれているので、今日はいっそう行列が出来ているであろうと思われ、開店の10分前に着くように出発しました。
 来てみると、、、、あれれれ。
 ちょっと拍子抜けした感じ。
 開店した時でも、昨日の行列の1/5くらいの人でした。
 皆さん考えることは同じで真っ先に乳製品売り場へ。人だかりができていましたが、それでも商品はまだありました。
 ポチ母もちゃんと牛乳1本とヨーグルト1個をゲットしましたよ。
 おそらく入店時に並んでいた人達はみんな乳製品を買えたでしょう。
 最近、卵の売り切れ時間が遅くなってきました。余裕で買える状態です。
 楽して買えた物に感動はわきませんね。
 乳製品の次に人が多かったのはお水の売り場。
 我が家にはお水があるので買う必要はありません。
 誰しもがお水を買っているように見えました。
 小さいお子さんをかかえたお母さん達が大変な思いをしているのに、乳幼児がいない家庭は買わなくても良いじゃないですか。だいたい、この地域の浄水場は大丈夫なのですから。
 チョコマカ動く小さい男の子を連れたお母さんはお腹が大きかったです。いくら近所とは言え、水を持って帰るのは大変でしょう。
 若いお母さん達は、容器だけ持ってくれば無料でもらえるお水、ペットボトル2Lのお水やお茶、牛乳をどっさりと買い込んでいました。持って帰るのが大変そうです。車だと良いのだけど。

 写真右は以前から買い置きしていたお水1ケース。ポチ小屋にも同じ物が置いてあります。ここ数年は非常時用に1ケースお水を買って置いています。これは常用しません。賞味期限が迫ったら新しいのを買って古いのを消費します。つい先日、前の賞味期限切れのを消費したばかりでした。
 朝霞浄水場はまだ大丈夫なようですので、とりあえず汚染されていないうちにお水を浄水器にかけてできるだけ保存することにしました。
 写真下はそれです。
 今後、朝霞浄水場の放射線量が基準値を超えるようなことになってもこれくらいあれば安心かな。
 ヨウ素131の半減期は8日(8日経てば放射線量が半分になる)なので、置けば置くほど放射線量が低くなっていきます。
 もし既に基準値以上のヨウ素131が含まれているとしても、置き水しておくと安心です。
 そして、活性炭を含むフィルターは、空気中に浮遊しているヨウ素131を除去するのに効果があるそうですが、水に溶けているものについては効果が下がるそうです。それでも、活性炭入りの浄水器はある程度は効果が見込めるかも知れません。
   

 写真右はお風呂場に置いてある水タンク。
 最初に計画停電の話が出た時に、断水になった場合に備えてポチ父がこのタンクにお水を入れてくれていました。
 今日はこのお水を洗濯に使い、新しいお水に入れ替えました。
 このタンクはポチ小屋にもあります。
 備えてあれば安心。
  3月23日(水)     買ったどぉ~~!
 今日でポチくんが逝ってから63週間が経ちました。

 一昨日あたりは地震が少なく、「もうそろそろ余震も落ち着いてきたか」と思っていたのですが、昨日は何度か揺れを感じ、そして今朝は埼玉は含まれていなかったものの「緊急地震速報」が゙2回出ました。それ以外にも何度か揺れを感じ、朝から怖い思いをしました。

 さて、今日は朝から停電がないので、近所のスーパーは通常通り9時開店だろうと思い、電話で時間を確認せずに開店時間前に着くように出かけました。
 すると、開店は10時半だとか。あるおばさんが「朝、電話で確認したら9時って言ったくせに」と怒っていました。
 一旦帰宅して再び出かけることにしました。
 不思議と怒ったり悔しい思いをしたりと言うことはありませんでした。
 もうお出かけの用事はなく、疲れも取れてきたし、今日は時間に余裕があるし、何と言っても被災地のことを考えれば「これくらい」と思いました。被災地の方達は、避難所に物が十分に届かないのはもちろん、自力で生活できる方達も、何度スーパーに行っても物がないと言うことを経験されているからです。それを思えば「これくらい」。
 それにポチくんがいなくなってからお散歩を全くしなくなってしまいました。良い運動になります。
 写真右上は、帰り道に撮った写真です。今日、近所の小学校では卒業式です。

 さぁ、昨日のことを教訓に、今日は開店時間の5分前にスーパーに着きました。
 が、この通り、行列ができておりました。
 まっ、仕方ないか。
 ポチ母が並んだ時にはこの行列。
 列はこの先、左に曲がってまだ続いております。
 開店時間には、この倍以上の列ができていました。
 今日も同じく入店制限。ゆっくりと列が進んで行きました。
 入って、先ずは乳製品売り場へGo!
 やったぁ~、ありました。
 牛乳もヨーグルトも。
 牛乳は家にまだ3本半あったので本当はいらないのですが、とりあえずつかみました。
 「お1人様1本」の表示がありました。
 我が家は最後のヨーグルトを開けたので、ヨーグルトは絶対に欲しい。
 少しありました。「お1様1個」の表示がないことを確認して2個取りました。本当はもう少し欲しかったけれど、他の人のことを考えてこれでやめておくべきだと思いました。

 他に何か買う物はないかと、グルグル店内を回りましたが、あまり買いませんでした。
 写真左は、レジ待ちの列です。

 列が長かったため、ポチ母が並んだのはお菓子の棚の横でした。
 そしてついついつかんでしまったのが写真右の袋入りおせんべい2袋。
 どっちも揚げせんです。
 良いのか? いや、良くないでしょう(自問自答)。
 他にたくさん買っていれば、こんな余計な物は買わなかったはず(多分)。
 昼食後にしっかり食べてしまい、余計なカロリーを摂取してしまいました。 

 他にもいくつか買いましたが、今日一番の収穫は牛乳とヨーグルト。
 牛乳はご近所さんに差し入れ。
 小学校低学年の息子さんが骨折をしたのですが、ママがフルタイムで働いているので、買い物がうまくできず、子供が牛乳を飲めていないのではないかと心配していました。
 聞いてみると、「ある物でやりくりしている」とのことですが、やっぱり牛乳はずっと飲んでいないとのこと。
 我が家には期限切れでも牛乳が3本半あるので、これは子供達に飲んでもらおうとそのお家へ。
 さて、2個つかんだはずのヨーグルトが1個しかありません。
 1個レジで没収されました。「お1人様1個と朝指示があったので」と言うことです。
 だったら表示しなさいよ。
 別に1個と制限されるなら、それは全くかまいません。
 でも、こちらは表示がないことを十分確認した上で、3個以上は他の人に対して悪いだろうと、小さい脳みそで考えた末に2個取ったのです。
 余り気分の良くないことでした。
 そして気分の良くないことがもう一つ。
 仏壇のお花もポチくんの祭壇のお花もそろそろシナシナになってきたので、スーパーで花束を4束買いました。
 そのうちの1束をレジの人が落として、花びらがバラバラと落ちてしまったのです。それで交換してくれたのですが、同じ花束はあと1つしかなくて、それはそれで花のいくつか半分くらい花びらが落ちていました。「これしかない」と言われ、私が考えていると店員さんがどうするか聞いてくれたのですが、どうするかと言われてもそれしかないなら、、、、それにレジを待っている人がたくさんいるので、ウダウダ言えない状態でした。「みなさん、待ってるから良いわ」と言って、店を出ましたが、やっぱりこれはないでしょう。
 花モゲラになってるんだもん。この場合、代替品とダメになった物と両方をくれてもいいんじゃない?

 帰宅したらもうお昼を過ぎていました。
 こんな少量の買い物でこんなに大変だなんて。
 明日も開店前にスーパーに行きます。
 そして必要な物だけ買ってくると誓ったポチ母なのでしたぁ。  
  3月22日(火)    アンリくんだより(2)と再び名刺デザイナー 
 アンリママさんからお写真付きでお便りを頂きました。
 アンリ家は宇都宮なので地震の時はポチ家地方よりずっと揺れたようです。食器棚から食器が散乱したり、鏡台や本棚が動いたりしたので、片づけが大変だったでしょうね。
 アンリくんはお留守番だったのですが、たまたまジィジとバァバがいらして守ってくれたそうです。
 怖かったでしょうね。1人だったらアタフタ動き回って怪我をしたかも知れません。
 こちらでも給油は大変ですが、アンリ家も大変だったそうです。あるGSが夜10時から営業開始するとの情報を得て、7時20分に着いたら既に何キロもの行列ができていたそうです。
 一か八か賭けて並んだら、運良く2台の車を満タンにできました。おめでとう!!!
 でも、帰宅したのが夜中の2時20分だったんですって。
 お疲れ様です。
 でも、ガソリンが入るとヒジョーに満足感があり、安心しますよね。

 写真上は停電で寒かった時のアンリくんです。
 いっぱいくるまってますね。
 写真左はアンリ家のお庭に出ていたフキノトウです。
 もう春ですね。
 被災地に春が来るのはいつなのでしょうか。
 早く暖かくなって、被災者の気持ちが少しでも緩みますように。 

 地震の翌日に食料品をまとめて買っていたので、我が家は乳製品や卵などに困ることはありませんでしたが、ヨーグルトが残り1個となってしまいました。
 そこで、今日はお天気も良くないしお客さんが少なめだろうと思って、開店時間と同時にスーパーに入るつもりで出かけたら数分遅れてしまいました。
 前に来た時には写真右のように行列が出来ていました。
 行列に並んだら、トロトロとしか前進しません。
 入店規制をやっていました。
 入店したら真っ先に乳製品売り場へ。
 何もありませんでした。
 しかし、牛乳やヨーグルトを持っている人が何人かいました。

 レジで前に並んでいた人が乳製品を持っていたので声を掛けてみると、ちょうど開店と同時に来た方で、売り場に来た時には残り4~5個だったそうです。
 ここのところ乳製品を見たことがないので、入荷してないものだと思っていたのですが、入っていることが確認できました。
 明日は、開店前から並ぶことにしましょう。
 我が家はポチ小屋へ行かない週末はポチ父に車を出してもらって、1週間分の食料品をまとめて買います。
 地震が金曜日だったので、ちょうど翌日にまとめて買うことができました。
 決して買い占めじゃないですよ。通常通り、週末のまとめ買いでした。
 牛乳やヨーグルト、卵を大事に大事に食べていたら、ヨーグルトと牛乳は賞味期限を過ぎてしまいました。卵もあと数日で賞味期限が切れます。まぁ、多少過ぎても大丈夫です。
 ポチ母は期限をうんと過ぎても気にしません。
 食料品を使う前にニオイを嗅ぐ習慣がついてしまい、買ったばっかりの物もついついニオイを嗅いでしまいます。
 お肉は臭くなってヌメっとしたら水で洗います。それでヌメリとニオイが取れれば大丈夫!食べられます。洗っても我慢ならないニオイの時は止めておきましょう。
 さすが、主婦の知恵!(えっ?これが知恵か?)

 サーフちゃんのお姉さんが先週ドッグサロン「チャオ」をオープンしました。
 そのお祝いに名刺を作っております。
 愛犬バディちゃんの写真(写真左)を使ってモノトーンのクールな感じの名刺をリクエストされました。
 写真のバディちゃんはトリミングを終えたばかりです。



 写真右はただ写真の切り抜きを入れただけです。
 これだけでも、カッコ良いですよね。


 いつもカラーで華やかな物ばかり作っていたので、この手のは初めてです。
 余りアイデアが浮かびませんでした。
 やっぱりプロにはなれないな。
  3月21日(月)     お墓参りと美味しいパン 
 昨日、ポチ父とお墓参りに行きました。
 お寺は白金高輪にあります。
 都会の超一等地です。
 駅からお寺までの間に、写真右のビルがあるのですが、以前は糸井重里のオフィスが入っていました。それが出た後、何年もテナントが入らず空っぽの状態が続いていたのですが、昨日はこんな看板が上がっていました。学習塾でしょうか。
 糸井重里と樋口可南子夫婦も愛犬と一緒に今は田舎暮らしをやっているようです。

 さて、年に3度のお墓参りの時にお楽しみがあります。
 メゾン・カイザーと言うパン屋さんでパンやケーキを買うのがとても楽しみ。今回は節電のためかケーキはありませんでした。
 朝食用のパンとデニッシュを買って帰りました。
 場所が場所だし、パンのお値段も結構高いので、通常は外見的にお金持ち風のお客さんが大半を占めますが、昨日はジャージを着た特別お金持ちじゃない風の人達もパンを買いに来ており、「あら、高いわねぇ」と言っていました。
 スーパーでパンが買えないので、こちらに買いに来たのでしょう。
 高いんです。でも、それに見合う味です。
 昨日は、じいちゃん(ポチ父の父)と一緒にグレープフルーツのデニッシュを食べました。すんごく美味しかったです。
 今朝は写真左のように朝食でクロワッサンとチーズフランスを食べました。
 朝から美味しいパンを食べられて、ポチ父は今日一日お仕事に励めるでしょう。
 
 ずっと余震が続いていたので、ポチくんの祭壇から骨壺や写真立てを避難させていました。

 余震が大分落ち着いてきたので、祭壇の上を通常の状態に戻しました。

 写真右は、今朝のお供えです。
 ポチくんが生きていた時と同じように1日3回、お供えします。
 いつものドッグフードとヨーグルトに加えて、メゾン・カイザーのパンもお供えしました。パンは仏さんにお供えした後のお下がりです。 

 お見積書。
 とうとう、決心しました。
 浴槽を入れ替えることにしました。
 大地震が起きた日、ご近所さんがみんな外に出て様子を見ていた時に相談したんです。
 財政難のため、区画整理事業は遅れる可能性があり、何シーズンも今の状態で冬を越すのは厳しいだろうと言う意見が多く、浴槽を交換する決心をしました。
 それで2社で見積もってもらって、工事を依頼する会社を決めたところです。
 今、ポチ父と一番心配しているのは、浴槽の工事の衝撃で風呂釜が傷まないかと言うこと。
 どうか、もうこれ以上出費が必要な出来事が起こりませんように。

 先日、用事で郵便局に行った時に、写真右のようなピーターラビットの切手シートを見つけました。
 もちろん購入しましたよ。
 6シートも。
 夏のカードは、これを貼って出しましょう。
 シール式の切手はとても便利です。

 夏のカードは、こんな可愛い切手に合わないような刺激的なものになるかも。
  3月20日(日)     地獄に堕ちる人 
 昨日は、用事があってポチ父と自家用車で出かけました。
 街のあちこちで写真右のような自転車族が見られました。
 本当に自転車に乗っている人の多いこと。
 本来、こうであるべきなのでしょうね。

 我が家も今回だけでなく、何かあった時に備えてちゃんとした自転車を用意しておこうと考え、自転車屋さんに行ったのですが、求めている物がありませんでした。 

 帰宅後、現在通勤に使っているチビ自転車を再度お手入れ。
 新しい自転車はネットで探してみることにしました。

 昨日行ったホームセンターでは、写真右のように一部の商品は陳列棚から姿を消していました。
 この棚には、「トイレットペーパー 一世帯 一個まで」「ただいま、品切れ中」と表示されています。

 我が家はいつも買いだめしているので、今回は助かりました。
 ポチ父の職場の人の話によると、定価の10倍でランタンを売っていたネットショップが削除されたとか。
 当然!でしょう。
 被災地の商店やスーパーでさえ、1品100円や200円と言う価格で(品数制限つきですが)良心的な商売をしていると言うのに、そんなあくどいヤツはネットから削除されて当たり前です。
 あくどいヤツはまだいます。被災者の車から転売目的でガソリンを抜いているヤツもいます。
 地獄に堕ちる!に決まってる。 

 阪神淡路大震災の時には、値をつり上げて商品を売っているお店が良くニュースで取り上げられていました。
 今回は、良心的なお店の話をニュースで聞くことが多く、安心しました。

 今日はお墓参りに行ってきます。
  3月19日(土)     被災地を思って頑張るが、、、
 このたびの東北関東大震災で被災された方々のことを思うと、これまで当たり前に思っていたことが本当にありがたいと思うようになりました。
 先日、ポチ父と一緒に夕飯を食べている時「温かいご飯が食べられて幸せ」と思いました。
 翌日、外出先で会った方に「普通に食事できることがありがたいと思いますよね」と言われ、みんな同じことを感じているんだなぁと思いました。
 温かい布団で寝られることもありがたいと思いました。
 昨年の1月6日、ポチくんが逝ってしまった日、ポチくんをお家に連れて帰って朝までポチ父と一緒に寄り添って過ごした時、遺体が傷まないように暖房を切っていました。とても寒くて我慢できない状態でしたので、2人とも-15℃までOKと言う防寒コートを着て、ブランケットにくるまって座布団の上に座っていましたが、途中で2人とも冷えでお腹をこわしてしまいました。被災された方はもっともっと寒い状態でもっともっと長い日数を過ごしているのだと思うと、改めてお気の毒に思います。
 今の我が家では、節電に努め、限られた燃料を大切に使うこと以外、何をしたら良いのか分かりませんが、とにかくそのできることはやろうと努めています。 
 ポチ父は昨日から自転車で通勤し始めました。2台ある自転車のうち1台はタイヤが全く駄目な状態で修理が必要ですが、同じことを考える人がたくさんいて自転車屋さんでは自転車も減り、修理を申し込む人が殺到したようです。
 しかたなく、写真のような子供自転車みたいなのを自分で修理してこれを使うことにしました。これはおじいちゃんが昔使っていたものです。
 いくらポチくん並に短足のポチ父でもサドルが低すぎるようです。
 夕方、寒い中、自転車で帰ってきたらさぞ体が冷えているであろうと思い、チンする湯たんぽで部屋着を温めていました。
 しかし、ポチ父はあまりありがたがっていなかったので、おかしいなと思ったら、自転車をこいで暑くなっていたようです。ポチ父がありがたくないことをやったと言うより、電子レンジを無駄に使用し、節電と反対のことをやってしまいました。
 ポチ母はここのところ用事でお出かけすることが多くなっていました。交通手段はバスを使います。ガソリン不足のため、バスの本数が少なく、しかも時刻表には「1時間に1~2本」と言うような書き方しかされていません。また「日祝日ダイヤ」と書かれている路線でも、その通りにはバスはきません。バスの待ち時間は、短くても20分、30分は当たり前、1時間待つこともあります。
 ポチ母は今週は仕事を休ませてもらおうと考えていたのに、今日、まじめに行ってしまったんです。
 しかも、仕事の後、2ヶ所で用事がありました。全てバスの乗り継ぎで移動しました。
 今日1日でバス4本乗り、5本目を待っていたところ1時間待っても来ず、お腹も空くし腰も痛くて立っていることも苦痛な状態になったのでとうとうタクシーに乗ってしまいました。
 今日1日のバスの待ち時間は合計2時間40分です。
 地震直後は、道路は混乱して渋滞していましたが、ここ数日は比較的空いています。
 しかし、突然バスが動かなくなることがあります。
 上の写真の反対側を撮ったのが左の写真です。
 もうお分かりでしょう。ガソリンスタンド前の行列が延々と続き、バスが身動き取れないのです。
 バスは走る道を変更することができません。
 昨日、この状態に気付きました。
 今日もこうなることは分かっていました。
 でも、絶対にタクシーには乗らない、頑張ってバスが来るのを待つ!とポチ母は決めていました。
 タクシーはてっきりガソリンで動くものだと思っていたので、人間1人が1台の車に乗って貴重なガソリンを使うわけにはいかないと思っていたのです。タクシーの運転手さんと話をしているうち、ガソリンじゃなくLPガスで走ることがわかり、、、、、
 それでも、被災者のことを考えて頑張ってバスに乗り続けようとした自分を褒めてやりたい。
 タクシーに乗ってしばらく無言だったのですが、1時間待ってもバスが来なくて体が辛くてタクシーに乗ってしまったことを運転手さんに話したのがきっかけで、「これからどうなるんでしょう」「今も津波にのまれて水に浮いている人がそのままになっていることを考えるとお気の毒だ」「昨日、仕事を終えてスーパーに行ったら何も商品がなくて、ただスーパーを見に行っただけになってしまった」などなど、家に着くまでず~っと運転手さんと今回の震災のことを色々話していました。
 見ず知らずの人と久しぶりに良い会話ができて、「最後まで頑張れなかったけど、タクシーに乗って良かった」と思いました。
 家に着いて午後4時頃、ようやくお昼ご飯を食べることができました。
 正直、へとへと、ヘロヘロです。
 へとへとなのは、ポチ母だけじゃありません。
 ポチ父だって自転車をこいで疲れて帰ってくるし、ポチ父の会社の他の人達も本当に大変な思いをして通勤しているそうです。特にこの辺りの電車は本数が少ないですから。
 だけど、被災地の方達はもっと大変なんですよね。

 写真右は、バスを待っていた時に見たわんちゃんです。
 交差点で横断道路を渡ろうとした時、わんちゃんが歩くことを嫌がったのか怖がっていたのか、道の真ん中で踏ん張って歩かなくなってしまいました。飼い主さんが抱っこして大急ぎで道を渡ったところです。
 しかし、わんちゃんはその後も歩くことを嫌がっていました。

 それで飼い主さんはお散歩を諦めたようです。
 引き返して行きました。

 引き返して少しは歩いたのですが、また横断歩道で止まってしまったため、飼い主さんが再び抱っこをして横断。
 飼い主さん、ご苦労様です。

 車がとても多かったので、怖かったのじゃないでしょうか。
 ボーダーコリーに見えました。
 お洋服を着て可愛いですね。
 やっぱり、わんちゃんが通りかかると見入ってしまいます。

 原発がどうなるか不安なので、万が一放射性物質がこちらに飛んで来た時のために、ポチ父が帽子を買ってきてくれました。これはガーデニングや農作業の時などに使用されるものですが、ポチ母は昨日からこれを被って外出しています。
 もちろんリバーシブルなので、裏側の黒を外に出して被っています。
 最初恥ずかしいと思いましたが、風が強く花粉も大量に飛ぶので花粉避けに被りました。
 おかげで目の痒みもくしゃみも思ったほどひどくなりませんでした。
 さて、昨日書いた件です。
 いつも利用している近所のスーパーですが、計画停電と節電のため営業時間が著しく短くなっています。他のスーパーと同じように店内の商品もかなり少なくなってきました。
 開店と同時にお客さんがどっと入り、あっと言うまに物がなくなっていきます。
 特に乳製品は入荷さえしていないようで、本来乳製品が並んでいる棚は写真右のような状態です。
 問題は写真下の冷蔵庫。白い文字で「ここから→」「ここまで→」と書いてある範囲に一口大の寒天ゼリーが大量に並べられています。
 一目見て、通常お菓子売り場に常温で置かれている類の物ではないかと思いました。袋を見てみるとやはりそうです。
 店員さんにこれを冷蔵するのは電気代がもったいないじゃないかと指摘したところ「ヨーグルトなどの乳製品がないので、その代わりにこれを冷やして召し上がってもらおうと思って、、、」と言う説明でした。
 言葉なく、、、、、
 要するに、冷蔵棚が空っぽでは見栄えが良くないから、空いた棚を埋めるためにわざわざ冷蔵する必要のない物をわざわざ大量に仕入れて冷やしていると言うことではないでしょうか?
 これとは別に同種のゼリーはお菓子売り場などで常温で陳列されているんですよ。
 何のための節電なのでしょうか?
 売り場の照明も落としてるんですよ。
 バカじゃないの!
 
昨日も今日もこの状態でした。
 本当に節電する気があるなら、空いた冷蔵棚を冷蔵不要な物で埋めるより、冷蔵が必要なものをまとめて置き、他の冷蔵庫は電源を切るべきじゃないでしょうか。
 面倒だと言うなら、そこまでしなくても、不要な物を冷蔵することだけは止めて欲しいです。 
  3月17日(木)    元気です 
 しばらく日誌の更新をしていなかったので、こちらは大丈夫なのかと心配された方からメールを頂きました。
 みんな元気ですので、ご安心下さい。
 ご心配頂きまして、ありがとうございました。
 外出する用事が多い上、家にいる時でも何時間かは計画停電の時間にかかってしまいます。停電が起こることを想定して家事を済ませておかなければなりません。すると停電にならない時間にパソコンをする時間がありませんでした。
 結局、我が家は一度も停電になったことがないのですが、実際に停電になるかならないかはその時間を過ぎてみないとわからないのが現状です。パソコンの使用中に電源がいきなり落ちると中のデーターが壊れてしまう恐れがありますので、計画停電の時間中にはパソコンを起動できません。
 ポチ母の勝手な推測ですが、この地域は計画停電のグループ分けの中には入っていますが、実際には停電にできないエリアにあるのではないかと思います。近くの病院でさえ停電になっていますから、ここが停電にならないのはおかしいです。
 恐らく、駅の近くに我が家があるからでしょう。計画停電の2日目以降、電車は運行させると決まりましたから、鉄道に近いエリアは停電にできないのではないかと思います。線路上だけ電気を通して、その周りは停電にすると言うことができないからでしょう。
 その推測が当たりだとしたら、とてもラッキーです。
 しかし、節電に努めていますよ。今はちょっと夜更かししていますが。
 昨日は午後6時半から10時まで停電が起こるものと思って、2人とも7時前にベッドに入ってテレビだけつけてゴロゴロしていました。結局、そのまま朝まで寝てしまいました。
 トイレの便座もこれまで温めていたのを止めて起毛シートを置きましたし、エアコンも設定温度を1~3℃下げました。夜更かしが習慣付いているポチ母はここのところ早寝なので、お肌がツルツルです。
 
 明日もお出かけするので、更新できるかどうかわかりませんが、がんばってやってみます。
 みなさんに、ぜひ知ってもらいたいことがあります。
 近所のスーパーですが、「節電」と言って営業時間を著しく短くしておきながら、「これのどこが節電じゃい!」と思われるところを写真に撮ってきました。そのことを店員に指摘したところ、とんでもない返事が返ってきました。テレビに投書してやろうかとも思ったのですよ。

 今日はこれでお休みなさい。
  3月13日(日)   朝一発目から輪番停電、防災用品
 テレビを見ていると、これが現実なのか?と思いました。まるで映画でも見ているような錯覚に陥りました。
 阪神淡路大震災の時は、長田地区の火事に強烈な恐怖を覚えました。 
 津波ももちろん怖いと思っていましたが、今回の津波は想像を超えていました。
 被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。
 
 我が家のある地域は、ところどころに停電があった程度で大きな被害はありませんでした。
 それでも、街の中は通常と異なる状態になっていました。

 写真右は、地震のあった日(11日)の夕方、用事があって病院へ行く途中に撮ったものです。
 停電のため信号機がついていなかったので、警察官が交差点で交通整理をしていました。
 右側に白バイと警察官が見えます。
 道路は渋滞していました。
 
 市役所の前を通った時、電気がついておらず、停電していたようです。
 病院に着いてみると、入口の自動ドアは開けた状態で、入口辺りに職員が集まりミーティングをしていました。
 上の階の入院患者を1階の待合室に下ろして待機させていました。
 おそらく、大きな余震が来た時に備えていたのでしょう。
 先生の話によると、この後どうするか市役所と相談したいが停電のため電話が通じず、伝令を送って返事を待っているところだそうです。
 しばらくして、おそらく大きな余震は来ないであろうと言うことで、入院患者さんは病室に戻されました。 


 写真右は帰り道です。
 駅と街の一部は停電でした。
 真っ暗の中、車のライトしか見えません。






 
 写真下は、昨日(12日)に作った昆布のだし汁。
 普通、昆布の出しはグツグツ煮るものではありませんが、グツグツ煮ました。
 福島第一原発の1号機が爆発により建家が破損したニュースを聞いて、今後、原発の被害の状況や風向きによってはこちらも危ないと思い、それに備えて昆布汁を作ったのでした。
 ずっと前、このような事態にはヨードを多く含む昆布が良いと聞いたことがありました。それで、私達は素昆布を携帯していたのですが、それが大分古くなったので最近廃棄しました。
 原発事故で飛散する放射性物質はヨードとセシウムだったかな?体表面に付いた放射性物質は落とせば良いそうですが、体内に吸収された物は問題(体内被曝)だそうです。
 甲状腺はヨードを取り込んでそれを原料として甲状腺ホルモンを合成しているので、放射性ヨードが体内に入ると甲状腺に集まり、その結果として甲状腺ガンの発生率が高くなるそうです。
 そこで、非放射性ヨードで甲状腺を満たしていれば、放射性ヨードが体内に入っても甲状腺に取り込まれにくいと言う理屈だったと思います。
 今日出かけたので、昨日使い果たした昆布を補充するためにスーパーに行きました。
 昆布だけでなくヨードを多く含む海草類、すなわち、わかめや海苔も良いそうです。
 携帯用に素昆布も買いました。
 医薬品でヨード剤もあるそうです。
 本当に危険な事態になった時は、医薬品の方が手っ取り早いと思いますが、実際にはどれくらいの予防効果があるのでしょうか。
 それよりも、放射性物質に曝露されないようにする方が重要でしょう。

 写真右は、本日ゲットした品の一部。
 ついでにお茶漬け海苔も買いました。
 防災用にエネループと目覚まし時計も買いました。
 いつも携帯を目覚まし代わりに使っているので、電池を消耗します。非常時に携帯の電池がすぐ切れると言うことがないように。
 ホームセンターで防災用品を一部買い足そうと思いましたが、写真左のように、空っケツでした。
 この商品のない棚の前にお客さんが何人かいました。
 みんな考えることが同じです。
 さらにアウトドア用品の売り場にもお客さんが集まっていました。
 そこではランタンを見ている人が、、、、、
 後で、そのお客さんが検討していたことは正解だとわかりました。

 私達はアウトドア用品売り場で、ブランケットを買いました。

 輪番停電が本決まりになり、いきなり明朝一発目から。
 我が家は第一グループです。
 6:20~10:00
 16:50~20:30
 の時間帯は停電です。
 このグループは固定でしょうか?
 出勤前後と帰宅後の時間帯、一番電気が欲しい時です。
 昼間停電のグループと比べて不公平ではないでしょうか。
 ろうそくは危険。ランタンが欲しい。
 ホームセンターで見れば良かった。
 おそらく、翌日ホームセンターに行っても在庫はないでしょう。
 すぐにネットで買うことにしました。
 が、しかし、誰も考えることは同じ。
 ネットでも在庫切れ、完売ばかり。ようやく見つけたところで購入。「在庫有り」の表示になっていましたが、実際に物があるかどうか。

 昨日、車のガソリンを入れに行ったところ、これまたやっぱりみんな考えることが同じでした。
 いつもポチ父はガソリンを満タンには入れていません。車体が軽い方がエコだからです。
 携帯もちょこちょこ充電するより、バッテリーが完全に切れてから充電した方がバッテリーは長持ちします。
 しかし、それでは非常時の時に困ります。
 エコではないけれど、やっぱり携帯はいつも満充電、ガソリンも十分入れておいた方が安心だし、いざと言う時には助かります。
 色々考えた3日間でした。
   3月11日(金)     巨大地震
 皆さんは、大丈夫でしたでしょうか?
 我が家は全員無事です。
 おじいちゃんも元気にしています。
 ポチ母は神戸生まれの神戸育ちですが、阪神淡路大地震の時は東京にいました。
 今回、ポチ母の人生で最大の地震を経験しました。
 本当に怖かったです。
 それでもこの辺りの震度は5弱でした。
 ご近所のみんなが窓や玄関を開けて外に出て、様子を見ながら立ち話をしていたのですが、「震度5弱ってことはないよね。もっと揺れたよね」と口を揃えて言っていました。
 でも、本棚から少し物が落ちたくらいで、ポチくんの祭壇の写真立ても全部立っていたし、骨壺も無事だったし、やっぱりこの程度だったら震度5弱くらいでしょうか。
 震度7なんて、どんな揺れなのか、想像しただけで恐ろしいです。
 外出先からの帰宅途中、車の中でチャタママさんからの携帯メールを受け取りました。
 すぐにお返事を出して、戻ってこなかったので恐らく届いていたと思います。
 夜、ポチ父の姉に電話したのですが通じず、災害伝言サービスで伝言を入れました(171をダイアルして、その後はガイダンスに従えば伝言を入れられるし、聞くこともできます)。
 チャタママさんからメールが届いたことを思い出して、すぐに姉の娘(姪)に携帯メールを送ったら返事が返ってきて、お互いに全員無事だと言うことが確認できました。
 こういう時は災害伝言サービスと携帯メールなら、比較的簡単に安否の確認が出来ますよ。

 気仙沼あたりで大規模な火災が発生しているようですし、溺れた人達の遺体が多数見つかったらしく、ニュースを見ると、神戸の大地震を思い出します。そして、現在、震災に遭われた方達がたくさんいらっしゃることを考えると胸が痛みます。
 どうか、1人でもたくさんの方が無事に乗り越えられますように。
 まだ油断できない状態だと思いますので、みなさん、気を付けて下さいね。 
   3月6日(日)    オープンしたゴルフ場と月命日       3月11日更新 
 朝、8時前の気温
 屋外:-4.1℃
 屋内:19.6℃

 写真右は朝8時過ぎのポチの庭です。

 朝食後にお散歩に出ました。
 今日は、ゴルフ場の中を歩くつもりでした。
 
 Kさん宅前を通ると、、、、
 あれれれ?
 ご主人が立派な物置小屋を作っている途中なのですが、その隣にこれまた立派な物置小屋が突然現れました。
 建築中の物置小屋が立派過ぎるので、右の物置小屋は小さく見えますが、実際には結構大きいです。
 これを物置にして、左のは離れにでもするのでしょうか?
 それとも結構時間がかかっていたので、建築を諦めたのか、、、、、

 シロちゃん宅前を通りました。
 ごめんね、シロちゃん。
 おばちゃん、アレ持ってないのよ。
 テレパシーで言ってることが分かったのか、
 「えっ?持ってないの?」と言う表情。
 私達が通り過ぎるのをじっと見ていました。
 


 シロちゃん、まだ見てます。
 彼女の気持ちが伝わってきました。
 お尻尾が、だれ~んとなっています。
 完全に脱力状態。

 きっと、おやつがないことにがっかりした訳ではなく、おばちゃn達が撫で撫でもしないでそのまま行ってしまったから、がっかりしてるんだよね(都合の良い解釈)
 シロちゃん、ごめんね。
 

 写真右は、どうやらお家が建ちそうな区画。
 昨日、別荘地の中を歩いてびっくりしました。
 4~5区画が、お家の建築を始めそうな感じです。この時期に建築を始めるのは一般的ですが、一度にこんなにたくさん動き始めるのは珍しいと思います。
 何年か前、1年に8棟くらい建ったことがありましたが、ここ数年、不景気を反映して、別荘地内でのお家の建築はスローダウンしていました。
 お家が建つところってどういう訳かかたまっているんです。ポチ小屋の周りは良い具合に間隔が空いていますが、そのうち近くにお家が建ったりして、、、、
 早く宝くじを当てて、周りの区画を買い占めねば!ネバネバ! 
 

 別荘地のゲートを出たところ。
 谷川岳が近くに大きく、きれいに見えます。


 下に下りて行ってゴルフ場に入ろうと思ったら、、、、、
 何と、もうゴルフ場がオープンしているではあ~りませんか。
 昨日、シロちゃんがゴルフ場に入って行くのを見ました。
 昨日で入れるのは最後だったのですね。
 私達も昨日、中に入れば良かった。
 右の写真をご覧下さい。
 どーです?こんな景色を見ながらゴルフができるのですよ。
 しかも村営だから安いです。

 仕方ないので今下りてきた道をまた上り、ゴルフ場脇の散歩道に入ることにしました。
 写真左で、道路を挟んで両側がゴルフ場になります。
 
 ゴルフ場の縁から浅間山を撮りました。
 池の氷はもう解けているようです。
 













 ゴルフ場脇の散歩道に入ると、写真右のような動物の足跡がありました。
 良く見てみると写真左上のように血がついていました。
 自然豊かなところは動物にも良いように思いますが、ポチくんの散歩をしていて、時々危険なことも気付きました。
 写真右の中央下の部分に見えるように、木の赤ちゃんが地面からニョキニョキと突き出ていて、物によっては硬くて鋭いことがあります。
 また乾燥した木の枝が折れて地面に落ちていることもあります。これらを踏んで、ポチくんも「キャイ~ン」と泣いたことがありました。痛かったと思います。
 ポチ母が木の赤ちゃんがニョキニョキ出てるところを歩かせるのを嫌がったことがあり、ポチ父が「元々野生で暮らしていた動物だから大丈夫だ」と言いましたが、肉球の皮がいくら厚いとはいえ、実際にこのように出血を伴う怪我をする危険性があります。 
 
 別荘地内に戻り、共有地の公園を見てみました。池がまだ雪で覆われていたので、持っていた杖でつついてみたところ、まだまだ硬い氷が張っていました。
 
 昼食後、ポチ小屋を出発して埼玉の自宅に向かいました。
 写真左は昭和インターに行く途中で車から下りて撮った谷川岳。
 

 武尊山。
 写真右のこの先が昭和インターです。
 ポチ小屋からインターに入るまでも素晴らしい景色を楽しみながらドライブをしました。
 
 車の中でいつもポチ母が膝にかけているブランケットです。
 ポチくんの毛がついているのに気付きました。
 あれから1回洗濯をしたのですが、それでもまだついていたのですね。

 埼玉に着いてから、じいちゃん宅に寄り1日遅れのお誕生日のお祝いに一緒にケーキを食べました。
 久しぶりに食べるゴージャスなショートケーキ、食べる前に写真を撮ろうと思っていたのに、すっかり忘れて食べてしまいました。ほんの少し残ったケーキを撮影。
 拡大してお見苦しい部分は見えないようにしてあります。
 今はイチゴが旬だから美味しかったです。
 今日は、ポチくんの14回目の月命日です。
 頂いたお花はポチ小屋に持って行き、また持って帰ってきました。
 きれいにアレンジされていたものを、一旦全部はずして水切りし直し、生け直しました。アレンジに使われている緑のウレタンみたいな物に刺した状態だと、日持ちしません。長持ちさせたいので、中に剣山と小瓶をたくさん入れ、保存液で満たしてから生けました。これでもうしばらく持つでしょうか。
 そして恒例の牛肉ご飯をお供えしました。頂いたお菓子のうち「幸せのイチゴパイ」もお供えしました。

 ポチくん、喜んでくれてるかな。
   3月9日(水)    名刺デザイナー
 今日で、ポチくんが逝ってから61週間が経ちました。

 今日は1日出かけていたので、週末の日誌を書くことができませんでした。
 そこで、画像を2枚だけご紹介します。
 3月4日の日誌に書きましたように、サーフちゃんのお姉さんがドッグサロンを開くことになりました。
 オープンまであと1週間となりました。
 お祝いに何かさせて頂こうとお伝えしたところ「気持ちだけで」と言うことでしたので、名刺を作らせて頂くことにしました。
 ここのところ、久しぶりに名刺デザイナーになっていたポチ母。
 いくつか作った(大半は駄作)作品のうち、気に入っているものを2つ。 


 店名のロゴと犬のイラストはサーフ姉さんが描かれたものです。
 犬のイラストに髪飾りと首飾りをつけてみました。
 サロンできれいになったワンコの足跡も真っ白で綺麗です。
 ロゴとワンコイラストをホワイトチョコにしてハートチョコの上に乗っけてみました。
 さらに少しデコレートしました。
 ポチ母としてはこれがすごく気に入っています。
 ポチ母が作るのはみんなこんな感じなのですが、クールな感じのもリクエストがあったので作ってみるつもりです。

 Dog Salon チャオです。
 千葉県柏市若柴です。
 ご近所の方、ぜひいらして下さい。
 夜になって何だか足がブルブル小刻みに震えてきました。
 太ももが痛いです。
 どうやら筋肉痛のようです。
 今日はたくさん歩いたのですが、方向音痴が災いして、通りの向こう側にあるバス停に行きたいのになかなか行けず、大きな陸橋を上ったり降りたり3回繰り返しました。筋肉痛はその陸橋の上り下りが原因でしょう。向こうに見えてるのに、なぜ行けない? これは単なる方向音痴だけではないような、、、、
   3月5日(土)    春めいてきた景色     3月8日更新 
 朝7時の気温
 屋外:-3.6℃
 屋内:17.2℃

 朝起きたら空は青く晴れていたのに、雪がチラチラ舞っていました。
 写真右のようにデッキがうっすらまだらに白くなっています。

 ポチ父はお庭の写真撮影。

 朝食後、いつものように赤城農産物直売所へ買い物に行きました。

 別荘地のゲートを出ると、浅間山がきれいに見えたので、車を降りてゴルフ場の中から写真を撮りました。
 いつもなら朝きれいに見えても、そのあとで見えなくなることが多いのですが、この日は午後にもきれいに見えてみました。
 

 直売所からの帰り道、面白い景色を見ました。
 山肌に大きな雲の影が面白い模様を成していました。
 黒く見えるのが雲の影です。

 一旦ポチ小屋に戻って荷物を下ろしてから、入院されている方のお見舞いに行きました。

 写真右のように、こんなに真っ直ぐで広くて交通量の少ない道なら、ポチ母でも運転できそうです。
 と、いつも思うのですが、車を乗り換えてからは運転していません。
 乗り換える直前のボロ車ならぶつけるのを気にせずに乗れましたが、新しいオデッセイはサイドブレーキなども前のと違うし、何よりもこすったりすることが怖いので乗れません。
 昨年免許の書き換えでしたが、いつものようにゴールドです。何せ全く運転してませんから。


 上のような道を走っている時は、ナビはこんな感じ。
 ナビも真っ直ぐばっかりで楽ちんですよね。
 

 お見舞いを終えて帰ってきました。
 写真右は、ゴルフ場を抜ける道です。
 この先に別荘地があります。
 景色が春めいてきました。
 
 帰宅後、昼食前に別荘地内をお散歩しました。
 道の脇に少しだけ雪が残っていました。


 あるお家のお庭にお邪魔させて頂いて撮影した鈴が岳。
 私達はおむすび山と呼んでいます。
 今はごま塩状態。
 美味しそうに見えませんか。 
 

 冬の間、別荘地の杉の木が大量に切られました。
 それをクレーンでトラックに積んでいるところです。
 おかげで今年は花粉症の症状が出るのが1ヶ月くらい遅かったです。


 杉の切り株がたくさん見られます。
 森がずいぶん明るくなりました。

 ポチの庭に帰ってきました。
 道を回り込まずに、お隣の区画を横切って近道してきました。
 まだヘビさんがいないので、安心して歩けます。


 上の写真と反対の方向から撮ったポチの庭。 
 
 空はこんなに真っ青でした。
 
 小鳥さん達は餌を食べにちょくちょく来ていたものの、以前ほどたくさん来なくなっていました。
 写真を撮るタイミングを逃すことが多かったのですが、久しぶりに撮ることができましたよ。
 帰る時にはいつもデッキにひまわりの種をたくさん置いておきます。雪が降った時のために、軒下にお皿を置いておき、そこにも餌を入れていました。
 次に来た時にはいつもきれいになくなっています。
 









  
  



        ↑変な髪型をしていますが、気にしないで下さい。
 昼食後、ポチ父は読書しながらJリーグ開幕戦を見ていました。
 ポチ母は和室で、今日はズビラーではなく、名刺デザイナーになっていました。
 サーフちゃんのお姉さんがドッグサロンを開業されるので、お祝いに名刺を作らせて頂くことにしました。名刺の肩書きは「オーナートリマー」。格好いいですよね。
 しかし、ポチ母の趣味で作ると、全部可愛い系になってしまうので、サーフ姉さんの趣味に合うかどうか、、、、
 いつもお花はこっちに持ってきます。
 お花が古くなったら直売所で買って入れ替えます。
 明日は月命日なので、直売所でバラを買うつもりでした。
 ちょうど良いタイミングでゴージャスなお花をポチ父の姉から頂いたので、お花を買わずに済みました。
 いつも月命日はお花を少しゴージャスにしますが、ここまでゴージャスなのは初めて。

 夕食後のデザートに食べたイチゴさんをポチくんにもお供え。
 ポチくん、明日は牛肉ご飯を作ろうね。

 今日もお風呂タイムはサイコー!でした。
   3月7日(月)   雪が降ってきました 
 1時間ほど前から雪が降り始めました。 
















 写真左は埼玉の自宅2階から近所を撮影したもの、写真右は我が家の庭です。 
 水分の多そうな牡丹雪が降っています。
 天気予報では雪が降るかも知れないが積もるほどではないと言っていたと記憶していますが、この調子だと積もりそうです。

 3月4日(金)夜の日誌はこの下です。 
  3月4日(金)夜      Uターンした訪問者と長風呂    3月7日更新 

 夕方5時過ぎに埼玉の自宅を出発して、群馬県昭和村のポチ小屋へ行きました。

 日が長くなったものです。
 出発した時はまだまだ明るかったです。
 高速に乗ってしばらくしてから空がオレンジ色に染まってきました。

 6時前の写真です。
 車のテールランプと道路のライトが綺麗だったので写真に撮ったのですが、どれもぼけていました。
 フラッシュがたけないのでシャッター速度が遅くなります。
 車が揺れるのでどうしても綺麗な写真は撮れません。




 赤城インターで高速を降りました。
 赤城村も昭和村も、もうほとんど雪は残っていませんでしたが、ポチの庭に着くと駐車場に少し雪が残っていました。
 すると、道路から玄関に向かってこんな足跡が。
 4本の足跡が一直線状になる動物は何でしょうか。

 足跡を辿っていくと
 玄関前でUターンしていました。
 どなたにご訪問頂いたのかしら。

 午後7時前の気温
 屋外:-5.1℃
 屋内:7.6℃

 約2週間ポチ小屋を空けた後の内外差は12.7℃。

 夕飯後は、待ちに待ったお風呂タイム!
 さすがに烏の行水派のポチ父も長風呂でした。
 そしてポチ母もゆっくり湯船につかりましたよ。
 埼玉の自宅では、石けんでサ~っと洗うだけで全くこすらずにお風呂から上がっていました。
 暖かいポチ小屋のお風呂でゆっくり洗ったら(こすったら)一皮むけたような感じです。こすり過ぎてちょっとヒリヒリしました。
 心ゆくまでお風呂を楽しみました。
  3月4日(金)    ドッグサロンCiaoオープン間近 
 一昨日で、ポチくんが逝ってから60週間が経ちました。

 ところで、ポチ母は昨夜から喉が痛いです。
 昨日、くしゃみをよくしていたので、てっきり花粉症だと思っていました。
 おそらく風邪でしょう。
 ポチ父も葛根湯を飲んでいました。
 やっぱりお風呂のせいではないでしょうか。
 
 先日、サーフちゃん(名誉クラブ員)のお姉さん(飼い主さん)からお葉書を頂きました。
 このたび、お姉さんがドッグサロンを開かれるお知らせでした。
 前回、お姉さんからお葉書を頂いたのは2008年10月でした。ポチ小屋が完成してまもなく1ヶ月が経とうと言う頃。すごく素敵なフォトカードなのに、本当に悲しいお知らせでした。
 サーフちゃんとの出会いや、そのお葉書については2008年10月の日誌に記してあります。
 初めてお会いしたのは2003年7月に那須に旅行した時です。と言っても、その時以来お会いしていません。
 以前の日誌にも書いてありますが、その時はお姉さんは以前就いておられたお仕事(全く別の業界)を辞め、トリマーの専門学校に通っておられました。いずれトリマーとしてお仕事を始め、最終的にはご自分のお店を持ちたいと言う夢を持っておられました。
 一念発起をさせたのはこのサーフちゃんでした。
 夢を実現させるため、およそ8年間、着々と歩んでこられました。
 本当におめでたいです。このお葉書のサーフちゃんに向かって「サーちゃん、お姉さんを守ってね。支えてあげてね。」と何度もつぶやきました。
 場所は千葉県の柏市若柴。
 「Ciao チャオ」です。
 お近くの方、いらして下さいね。

 それからお一人での営業ですが、ドッグサロンをご利用されている方で「どんなサロンなら利用してみたい」とか「あったらいいサービス」など、ポチくんクラブの方へメールでご意見をお寄せ頂けると幸いです。 
 サーフちゃんと会った2003年7月の那須旅行については「旅行クラブ」のページからフォトアルバムをご覧になれますが、ここで少し振り返ってみましょう。
 写真左はお気に入りの「レストランボリジ」でランチしているところです。ポチ母がすごく若い!
 この奥にサーフちゃん達がいました。
 ポチ母がその横を通りかかった時、サーフちゃんと目が合い、思わず互いにス~っと引き寄せられました。「触っても良いですか?」と話しかけ、飼い主のお姉さんと少しお話しました。毛がサラサラフワフワだったのを良く覚えています。
 レストランを出る時にお互いに挨拶をしたのですが、その後、「ペンションオールドイエロー」に着くと、何とサーフちゃんの車が止まって
いるではありませんか。
 中に入ってみると、ドッグプールでサーフちゃんが泳いでいて、びつくり!
 私達はポチくんに水泳を教えたくてこのペンションを選びました。
 サーフちゃんは水泳が大好きだそうですが、ポチくんは最初から最後まで水泳が大嫌いでした。
 しかし、このようにプールにおもちゃを投げ入れるとおもちゃを救助して必死でプールの縁に向かって泳いでいました。いくら水泳が嫌いでも、おもちゃは絶対に欲しかったようです。

 ペンションのダイニングでのサーフちゃん。

 オールドイエローは那須の中で気に入っているペンションです。
 オーナーご夫婦はずっと世界各国を回って住んでおられた方達で、奥様はドッグトレーナーの資格も持っておられます。
 お部屋は離れで2部屋だけです。
 アジリティーの練習ができるドッグランもあります。
 お部屋の前の庭には屋根がついているので、雨の日はそこでトイレをさせることができます。
 お料理も美味しく、ポチ家お勧めの宿です。


 ダイニングでのポチくん。→
 もうすぐ5才になろうと言う頃。
 まだ眉毛もはっきりしていて、顔が余り白くありません。
 若いですね。
 
 ドッグランでの2頭。
 ポチくんは、ず~~~~~っっっとストーカーしていました。
 当時、ポチくんはゴールデンやラブなどの大型犬の女の子が好きでした。おそらくこれらの犬種は大人しいからだと思います。
 所沢航空記念公園に遊びに行った時も、いつもゴールデンやラブの女の子をストーカーしていました。
 が、毎度毎度ポチくんは嫌われまくっていました。
 どうしてかな?

 それから何年か後、ゴールデンに続けておそわれたため、その後は大型犬を怖がるようになってしまいました。 



ポチくん:「ねぇねぇ、サーフちゃん、ボクと遊ぼ」

サーフちゃん:「傷つけたくないから、やんわりイヤだと言っているのに分からない?」

←仲良くしている訳ではありません。

 ドッグランの外にいるお姉さんに向かって

サーフちゃん:「お姉さん、ここ開けて。早く開けて。この子から逃げたいの」

ポチくん:「サーフちゃん、まだ遊んでないのに、出ちゃダメだよ。お姉さん、絶対に開けないでね」

 ドッグランの中に入ってきたお姉さんに助けを求め、ほっとしているところ。
 ポチくんは、サーフちゃんがお姉さんに連れて行かれないことを願っています。






 ペンションの奥様に撮って頂いた集合記念写真。
 左から
 サーフちゃん
 お姉さん
 ポチ父
 看板犬のタビくん
 じいちゃん(ポチ父の父)
 ポチ母
 ポチくん
 お姉さんのお母さん

 タビくんはとてもお利口さんで大人しい子ですが、その後引退して、トイプードルの後輩犬に看板犬の座を譲りました。

 本当に懐かしいです。
 今日の夕方から群馬県昭和村のポチ小屋へ行ってきます。
 ヤッホー!
 今晩は向こうで温かいお風呂に入れます。  
  3月3日(木)     ボンビー!節約を楽しもう!
 改めて、もう3月です。
 節ちゃんカレンダーの3月はガーデニング。
 どんなお花よりも節ちゃんの方が可愛いね。



 ポチくんのお供えのお花は大分しおれてきました。
 6日は月命日なので、週末にポチ小屋へ行った時に直売所でバラを買ってこようと考えていました。
 朝、宅配便が来て、ポチ父の姉(姪の母)からお菓子が届きました。
 すぐその後にまた姉から写真右のようなゴージャスなお花が届きました。
 この間、姪達がポチ小屋に来た時のお礼だそうです。
 「後で何か送ります」と言われたので「何も送らないように」と言い、後でもう一度念を押して言ったのに、、、
 昔と違って一生懸命料理をしたりお菓子を作ったりすることもなく、冷凍品などを食べさせていたんですよ。
 何だか恐縮です。
 ありがとうございました。
 お菓子はお仏壇に、お花はポチくんの祭壇にお供えしました。
 さて、何てことでしょう。また真冬のような寒さがやってきました。
 お風呂の浴槽が使えないと言うのに、、、、
 あの寒い寒い風呂場を何とかせねばっ!
 とにかく窓を断熱しましょう。
 集めに集めたプチプチシートが物置部屋にありました。ポチくんが生きていた時にはサプリメントを買っていたので、その包装に使われていたプチプチシートを全部取っていたのです。
 一度、ポチくんのハウスの断熱カバーを作った時に大量に消費しましたが、また大分たまっていました。
 こんな形で再び活用できるなんて、、、
 ゴミも役に立つのね。

 写真上は約80×140cmのサイズにテープで貼り合わせたシートを3枚重ねたものです。
 それをカフェカーテンと一緒に窓に吊しました。





  風が強い日は、風呂場の中に風が吹き込んできます。
 おそらく換気扇からだろうと思いました。
 ここもふさがねば。
 手をかざしてみると意外なことがわかりました。
 羽根の部分から風が入ると思っていたのですが、何とフレームと壁との境目からスースーと風が入ってくるのです。
 大きめのプチプチシートを二重にして周りをテープで貼りました。

 テープは荷造り用の透明テープを使いましたが、これって湿気るとすぐにはがれるんですよね。
 はがれるのは時間の問題でしょう。
 作業を終えて、風呂場で一呼吸。
 何となく、いつもほど寒くないと感じるのは、気のせいでしょうか? 
 この作業にほぼ半日費やしましたから、何とか苦労が報われたいです。
 写真右はお風呂の洗い場に置いた発泡スチロールの箱です。
 昨夜、ポチ母はここにお湯を張り足をつけてお風呂に入っていました。
 ポチ父は左側に立てかけてあるマットを使っていました。
 ポチ父に「絶対温かいからだまされたと思って、発泡スチロールの箱を使ってみな」と言いました。
 昨夜の入浴時間はポチ父は11分、ポチ母は13分半。
 驚異的な短さです。
 そう言えば、姪っ子達が「お父さんは本当に5分でお風呂から上がってくる」と言っていたっけ。
 昨日の入浴時間をはるかに上回る人がいました。
 今日はもう少しゆっくり入れるかな。

 それにしても、プチプチシートも箱も、ボンビー(貧乏)チックですね。私達以外に見る人はいないのだから、見た目はどうでも少しでも暖かくなればいい。
 と言いながら、全国的に写真で見せてるやないの!
  3月2日(水)     恐れていた事態よりもさらに悲惨な、、、
 5年前の今頃(3)は一旦中断します。

 今日はまたアンリくんのママさんから素敵な画像付きのメールを頂きました。
 アンリママさんは、ビーズのお教室をされることがあるそうです。写真右は、1月にお教室で作ったウサギのチャームです。アンリママさんのデザインです。
 皮とビーズのコラボ。
 形といい、色といい、可愛いですよね。
 

 今日仕事に行く時にカメラを携帯して行きました。
 ちょうどバスが止まった時に、民家に咲いていた綺麗な梅を撮ることができました。実際にはもっとピンク色が強くてきれいでしたよ。

 そして、自宅まで帰ってきたら、ご近所さんにこんなに綺麗な白梅の木が。
 今まで全く気付きませんでした。
 ちょうど、このお宅のお向かいの奥さんと会って、「うちのトイレからこの梅の木が見えるのよ。きれいよね、匂いも良いのよ」と話して下さいました。 
 さて、タイトルの件です。
 2月28日の日誌に書いたように、お風呂のお湯が抜けていたため、風呂釜がとうとうやられたと思いました。
 翌日、写真左のように朝、湯船に水を張って、様子を見ました。
 外から給湯器を観察しても水は出てこないし、この時はピチャピチャと言う音も聞こえませんでした。
 夕方まで水の量に変化は見られませんでした。
 会社のポチ父にメールでそのことを知らせたので、ポチ父も帰宅した時には安心して喜んでいました。
 ところが、夜お湯を張ってお風呂に入ると、ポチ父がやっぱり少しずつお湯が減って行くと言うのです。それで、ポチ母が後に続いて入ってみると、何と湯船の床面が下にへこんでいるのです。
 「湯船の底がへこんでいるから、きっと栓のところにひずみができてそこから漏れたんじゃないかな?」とポチ父に生中継しました。
 しばらくして、「変?だな」と思いました。底がへこんでいると言うことは?
 底をじっくり見てみると、10cmくらいの亀裂が入っているではあ~りませんかっ!
 急いで上がり、お湯を抜いた時には写真右の矢印から矢印の部分まで50cmくらいに亀裂が広がっていました。
 (ピントが合わないので、容器を置いています。) 
 写真上の亀裂の一部を拡大したのが写真左です。
 ガガ~ン!
 浴槽が劣化して、重みで底が下にたわみ、ヒビが入っていたのでした。
 気付かずに、あと1~2回浴槽にお湯を張ったら底が抜けていたでしょう。
 思い出しました。ご近所の悲劇を。
 我が家は建て売り住宅なのですが、うちと一緒に全部で4棟建てられました。
 その4棟のうちの1棟で、1~2年前に浴槽が割れたんです。床下も壁もかなり腐っており、ユニットバスにするしかなかったそうです。確か100万円くらいかかったと思います。もうすぐ建て替えの時期なのに、あ~何と言う悲劇!と思ったものでした。
 あの時、同じことが我が家にも起こらないようにと願ったのですが、そのことをすっかりカリカリ忘れていました。
 今回、お湯が抜けた事態を風呂釜のせいだと思い、その時はご近所の事例を思い出せませんでした。
 一番寒い時期は過ぎましたが、あと何年かは冬を越さなければなりません。
 うちのお風呂はとにかく寒い。
 いったい、どーするの?
 寒いけれどタライにお湯を張ろうかと言う話をポチ父としています。
 これであと何年かやっていけるでしょうか?
 アンリママさんからのメールで風呂釜がリースできる話をお聞きしました。風呂釜が原因だったら、「そんな良い手があったのね!」と感動したはずです。残念!
 昨日は「風呂釜がやられた」と落ち込みましたが、今は風呂釜が原因だったら嬉しいです。
 今から簡易浴槽なるものをネットで探してみようと思います。
 先ずは、洗い場もへこまないことを願います。
 腐った部分が拡大しませんように!
    3月1日(火)    5年前の今頃(3)-1:最後の雪遊び

 もう3月です。
 今年も1/6が終わってしまいました。

 昨日の日誌でお知らせしましたように、今日は5年前の今頃を振り返ります。
 今回は2006年2月4日。
 ポチくんがポチの庭で最後の雪遊びをした日です。
 なんと330枚以上写真を撮っていました。
 背景が真っ白な雪の写真がほとんどだったので、露出がうまく合っておらず、昨日から1日半かけて1枚ずつ補正していました。
 全部露出補正するのは面倒だったのですが、ポチくんの写真を1枚ずつじっくり見て、楽しい思い出をかみしめることができました。
 写真が多いので何回かに分けてご紹介します。
 2回で済むでしょうか。
 どれもこれもポチくんが可愛くて枚数を絞れないため、同じような写真ばっかりになるかも知れませんが、興味のある方はお付き合い下さいね。
 

 この日も奥利根ワイナリーにお昼ご飯を食べに行っていました。
 ほとんど1日雪が降っていたようです。
 天気が良ければワイナリーから山がきれいに見えるのですが、山の景色どころかブドウ畑も良く見えません。
 

 食事の後は、いつものように牛舎に寄ってジャージー牛の春ちゃんに会いました。
 やっぱり春ちゃんはペロペロするために首を伸ばしてきました。
 今回もポチ母は鬼母です。
 おびえるポチくんのあんよを差し出しています。
 

 ポチくんは怖くて左足をポチ母の左腕に引っかけました。
 


 上の写真のアップです。
 
 
 下におろしました。
 ポチくん、すごい顔をしています。

 牛舎を後にすると、ポチくんは駐車場までグイグイ引っ張って行きました。
 怖いので、早く牛舎から離れたかったのでしょう。
 
 ポチの庭に戻りました。
 写真がボケているように見えますが、実際には吹雪いています。

 ポチの庭では、ソリ遊びと雪玉投げをして遊びました。


 ソリ遊びの合間、ポチくんは雪を食べていたのでしょう。
 お鼻に雪がついています。
 

 上の写真のアップです。
 
 ポチ母も雪を食べてみました。
 本当に全く無味無臭です。
 こんなに味のない物は初めて食べました。
 口の中でシュワっと解けて、舌触りが何とも言えず、無味無臭なのに「美味しい」と感じました。
 ポチくんはポチ母が食べているのをじ~っと見ています。
 

 さぁ、そり遊びの再開。
 ポチくんも一緒に走ります。
 

 上の写真のアップ。
 ポチくんのお尻がピョコンと飛び上がって、後ろ足を後ろに蹴り出している姿が可愛いですね。
 前足は雪に埋まっています。
 足にかなりの負担があったと思いますが、こんなに元気に走っていましたよ。

 ポチ母がソリを持ってノッシノッシとゆっくり斜面を登ってくる間、ポチくんは元気に駆け上っていました。


 上の写真のアップです。
 
 これからポチ母がソリに発泡スチロールの箱を乗せて滑ろうと言うところ。
 この箱にはポチくんを入れるつもりだったのですが、ポチ父目がけて走っているポチくんは、ポチ母から逃げたのでしょうか?





 つづく。