先ず最初に、途中で尻尾が切れたトカゲの写真が出てきますので、その手のモノが苦手な方は、目を細めながら読み進んで下さい。
6月27日(木)の夕方に埼玉の自宅を出発し、群馬県昭和村のポチ小屋へ行きました。
到着時6時半頃の気温
屋外:21.5℃
屋内:20.1℃
夕飯を終え、食器の片づけをするために食洗機を開けたところ、何やら細長いモノが見事に立っていました。
取り出してみると、、、、、→
なんと、もやし。
食器はティッシュなどで拭いて食洗機に入れているのですが、もやしの一部が残っていたのですね。
それにしても洗剤やお湯に負けず、残ったもやしが2週間の間に立派に育ちました。もやしって強いんだぁ。 |
ポチ小屋に入ってしばらくは窓際のマットでくつろいでいましたが、眠くなるとすぐにハウスに自ら入っていました。
おやちゅみ、ニコちゃん。
また明日ね。
明日はお仕事のお休みが取れたから、いつもより1日長くいられるよ。 |
6月28日(金)
朝7時頃の気温
屋外:16.1℃
屋内20.5℃
私達が起きるやいなや、ニコちゃんは私達に張り付いていました。
早く散歩に行きたいようです。
ここのところ、結構ウンチが出ていなくて溜まっています。
ウンチをしたいのでしょう。
ポチ父が着替えてすぐにニコちゃんを庭に出してくれました。
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ウンチはしたいはず。
しばらく歩きましたが、する気配がなかったのでポチ小屋に戻りました。 |
キッチンに入ってきて、ポチ母の様子をさぐりにきました。
ご飯が食べたいのではなく、まだ散歩に行かないのか、ポチ母の仕事の具合を見に来たのです。
やはり、ウンチがしたいようです。 |
朝食後、お散歩に出ました。
先ずは、いつものように公園でオシッコをした後、シロちゃんのお庭に寄りました。
シロちゃん:
「師匠、おはようございます。しばらく空いたから、今日くらいレスリングしませんか?」
ニコちゃん:
「師匠は、今それどころじゃなくて、取り込み中なの。」 |
いつものようにニコちゃんのお尻に鼻を近づけてニオイを嗅いでいたシロちゃんですが、おそらくいつもと違うニオイがしたのでしょう。これから何か出てくるニオイを感じたのだと思います。しつこくお尻に鼻をくっつけていました。
そんな時、ニコちゃんが突然しゃがんで構えたのです。
シロちゃんがお尻から鼻を離しません。
ブーピーブーピー!
シロちゃん、避難警報だよ!
逃げて逃げて!
このままでは、シロちゃんのお顔にニコちゃんのアレがかかってしまいます。
ポチ父とポチ母とでシロちゃんを離しました。 |
シロちゃん:
「あれ? 師匠、今ここでうんこしませんでしたか?」
ニコちゃん:
「えっ?してないよ。」 |
シロちゃん:
「してたでしょ。だって、うんこのニオイがしましたよ。」
ニコちゃん:
「師匠が弟子の庭でうんこをするなんて、あり得ないでしょ。シロちゃんの勘違い。」 |
シロちゃん:
「確認させてもらいます。やっぱ、固形物が出たニオイがする。」
ニコちゃん:
「弟子が師匠のことを疑るなんて、あり得ない!」 |
ニコちゃん:
「お母さん、早くおやつにしよう。」
シロちゃん:
「ちょっと食欲が失せたけど、おばちゃん、おやつにしましょ。」 |
ニコちゃん:
「お母さん、早く、おやつ!弟子に疑われて師匠の立場がないよ。早く食べて早く出よう!」
ポチ母:
「疑るも何も、実際にやったんじゃないの。」
いつものようにおやつを食べて、シロちゃんのお庭を出ました。 |
遙か後ろに後れてしまったポチ母をニコちゃんが迎えて来てくれました。 |
いえ、実際には、おやつをもらいにきました。 |
ツツジのピークは過ぎましたが、まだところどころ咲いているところがあります。 |
Mさん宅のルピナスはほぼ終わりです(写真左)。写真右は、ルピナスの花が終わった後。枝豆みたいなのが付いています。花の後を見たのは初めてです。 |
お散歩中のTさんを前方に発見すると走り寄っていったニコちゃん。
初めてTさんに会った時はプイっとしていたのに、最近では大好きだと言う気持ちを行動で示します。
愛想がなかったのに、ここまでなついたのは、ずっと可愛いがり続けて下さったTさんのおかげ。 |
立ち話が結構長くなってしまいました。
当然、ニコちゃんは飽きてしまいます。
そんな時、ポチ母を見てこの表情。
「おやつちょうだい。」 |
ノカンゾウの花が咲き始めました。
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ミミズ坂まで戻って来ました。
リードを外しておやつを上げると、全速力で坂を上り、ポチの庭へ入って行きました。 |
しばらくポチの庭をブラブラしました。
梅の木には梅はほとんど着いていません。
数が少ない分、実が大きいです。
ポチ小屋に入ろうとしてデッキの前を通った時、デッキの上に何かいるなぁと思いました。
デッキの木の色と同じだったので、一見それが何かわからなかったのですが、ニコちゃんが口を近づけたので、2人とも「ダメ!」と言いました。
しかし、ニコちゃんはそれを口にくわえてしまい、そして顔を振りました。 それを口から出させるのは無理だと思ったのですが、ポチ父がニコちゃんの体を持ち、体を左右に強く揺すりました。 |
すると、奇跡的にニコちゃんがそれを口から出しました。
そして、思いがけず強く叱られたことでスイッチが入り、ニコちゃんは全速力で走り出しました。
この状態で外に出られると困ると思いましたが、ニコちゃんはポチ小屋を1周して戻ってきました。
ようやく、私達には口から出たモノを見る余裕ができました。
それはトカゲでした。
良く見ると、尻尾の先が切れています。
浪江町で飼い主と離れて一人で放浪していた時、こんなモノを食べて命を繋いで来たのだと、ポチ父と2人でその頃のニコちゃんの生活を想像しました。
ミミズやこの手のモノを食べる習慣は抜けないだろうなぁ。
ヘビも食べたかなぁ? 「食べてただろう。」とポチ父。
ニコちゃん、ヘビさんだけは止めてね。
お散歩中におやつを食べ、ポチの庭ではサラダバーを楽しみ、最後にトカゲさんと言う蛋白源を摂取できたので、ニコちゃんのお口は満たされたようで、ポチ小屋に入ってからご飯を出したのですが残しました。 |
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後半には見苦しい酔っぱらいオヤジが出てきますので、
その手のモノが苦手な方は、目を閉じて読み進んで下さい。 |
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夕方のお散歩の前、ニコちゃんの肉球の間の毛をバリカンでカットしました。
ポチくんは肩が悪かったので、滑らないように自宅の床にはクッションフロアーを敷き、ポチ小屋の床は滑らないタイルにしたのですが、それでもニコちゃんは肉球の間の毛が伸びてくるとツルツル滑ってしまいます。
なので、時々、こうして玄関前で毛を切ります。
今まではバリカンを怖がっていたのですが、今日は全く大人しくしてくれたのですぐに終わりました。 |
毛を刈ったらお散歩。
シロちゃんのお庭にはポチ母だけ寄りました。
おやつだけあげてバイバイ。
また明日来るね。 |
ミミズ坂まで戻ったら、リードを外しおやつを食べた後、ポチ父と競争でミミズ坂を上り、全力疾走でポチの庭へと駆け込んで行きました。
競争は、ポチ父が先にスタートしていたにもかかわらず、ニコちゃんが圧勝しましたよ。
ポチの庭へ入ると、ニコちゃんはデッキの下にもぐり、何やら獲物を探している様子。
口をモグモグして出てきました。またトカゲさんを食べたんじゃ?
デッキに上がり、ポチ父にチューしようとしたけれど、ポチ父は顔を引いてチューを避けました。
だよね、何食べたかわからないお口でチューは勘弁です。 |
さて、今日は我が家の晩ご飯はご馳走です。
年に2回、ボーナスをもらった後は普段と違うご馳走を食べることにしています。夏のボーナスのご馳走は今晩になりました。
私達だけでなく、ニコちゃんもご馳走ですよ。
普段のご飯に写真右のレトルトをトッピング。
これ、この間、オリンピック(スーパー)に行った時に試供品としてもらったものです。
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準備をしているとニコちゃんがキッチンにやってきました。
いつもと違うご飯だと言うことがわかったみたい。
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朝ご飯は残したくせに、これはガッツガツと食べました。
ご馳走だけど、タダだった。 |
そしてデザートもいつもと違うよ。
わんこ用のプリンです。
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何だか、これは特別美味しそうな感じ。
やっぱりパリパリあっという間に食べてしまいました。
ニコちゃんはどんなに早くガツガツ食べてもポチくんの食べるスピードにはかないませんでした。
が、しかし、このプリンに関しては、ポチくんと競争したら五分五分だったでしょう。
ニコちゃん史上最も速かったと思われます。 |
プリンを食べた後、しばらくポチ母に張り付き、「お母さん、もっとないの?もっとないの?」とお代わりを要求していたニコちゃん。
「もうないよ。これでも十分大きかったからね。」
お誕生日は既に過ぎたし、次は冬のボーナスかクリスマスの時かな? |
そして、私達の晩ご飯。
この間、銀座の歯医者さんに行った時に、銀座のデパ地下でチーズと生ハムを買ってきました。
なので、アルコールはホーリー家から頂いたワイン。 |
ローストビーフも近所のスーパーで買ったものですが、これはリーズナブルで美味しいんです。
ポチ母が作ったのはケークサレだけ。
以前、ベーキングパウダーさえ入れない超簡単レシピを参考に作ったらイマイチでした。
今回は、ベーキングパウダーも入れ、炒め玉ねぎも入れて作ったところ、結構グーなお味。炒め玉ねぎを入れることによって、生地がしっとりし味に深みが出ます。 |
ワインをボトル半分飲んだところで、残りを飲もうかどうしようか考えていたので、「止めた方が良いよ」と忠告したのですが、結局ポチ父は1本全部飲んでしまいました。
完璧な酔っぱらいオヤジの完成です。 |
オヤジはご機嫌でした。
窓際のマットでくつろいでいたニコちゃんを呼び寄せました。
呼びに応えてちゃんとやってきたニコちゃんですが、尻尾が下がっています。
気が進まないのにお付き合いしてくれてありがとうね。 |
ぐぐいと抱き寄せられました。
ニコちゃん、ちょっと迷惑そうなお顔。
ポチ父は相変わらずご機嫌です。 |
おっとっと、今度はチューしようとしてる。
この時のニコちゃんのお顔を拡大してみると、、、 |
明らかに困っています。 |
そして、ニコちゃんは顔を背けました。
当然だよね。 |
逃げようとするけれど、首が抜けません。
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ニコちゃんが立ちました。
駆け込み寺(ハウス)を見ています。
だけど、ポチ父は放そうとしません。 |
とうとうポチ父から逃れることができ、ハウスへ駆け込みました。
そうだ、ニコちゃん、ハウスが一番安全だよ。
ハウスに入った時は、嫌なことはしない決まりだからね。
ハウスは、わんこにとってお城であり、駆け込み寺です。
安全で安心・リラックスできる場所です。 |
ポチ父は床の上で大イビキをかいて寝てしまいました。
「寝るな、お父さん。寝ると死ぬぞぉ~。」
その後、お風呂には入らず就寝。
寝室から轟音が聞こえていました。
その後、ポチ母がお風呂から上がると、寝室からイビキが聞こえないので、「あれ?死んだんじゃないの?」と急に不安になり、寝室に様子を見に行きました。
たまたまイビキが小さくなっていただけでした。 |
おやちゅみ、ニコちゃん。
また明日ね。
今日は、ウンチが切羽詰まってシロちゃんのお庭で出ちゃうし、好物のトカゲさんを食べて強く叱られたし、酔っぱらいお父さんに絡まれるしで、大変だったね。
明日は良いことがあると良いね。 |